WBC2023 メモリアルフォトブック
日本代表・侍ジャパンのWBC優勝から1週間ほどが経ちました。
連日ニュースでは、激闘の舞台裏、侍たちの知られざる日々が報じられています。世界制覇の興奮冷めやらぬ、と言う感じですね。
まさに、侍ジャパンフィーバー。テレビ業界だけでなく、出版業界も活動が活発になっています。14年ぶりのWBC世界一、素晴らし過ぎる侍ジャパンの戦果を称える本がたくさん発売されます。
今回、その中の1冊『WBC2023 メモリアルフォトブック』を、プレゼントしていただきました!
WBC2023 メモリアルフォトブック
この本は、大会開始前から、つまり優勝決定前から発売が決まっていました。侍ジャパンの戦果がどうあでっても発売する覚悟を持っていたという事です。
侍ジャパンフィーバーに乗じたミーハーな本ではない。いわゆる、ニワカではないのです。ちゃんと練られた、本気の本なのです。
「侍ジャパンの熱い闘いを『胸熱な写真』と『詳細な記録』で振り返る‼」
この宣伝文句は、もの凄くミーハーな感じがしますが。胸熱って…。
「WBC侍ジャパン激闘の軌跡を完全網羅‼」
この言葉には偽りなしです!決勝などのアメリカラウンドはモチロン、東京ドームでのグループリーグも含めた、侍ジャパンの全7戦。全ての激戦が、数多くの写真で振り返られています。
投手と野手で出場し、投手として最後のマウンドを締め、DHとして打ちまくった大谷翔平選手。自然と彼の写真の数は多くなっていました。
別に人気者だから優先しようなんて思っていないでしょう。むしろバランスの為にはもっと数を絞りたかったのかもしれませんね。でもどうしたって、大谷選手の写真は増えるのです。
だって、投打で二人分出場し、両方で人の何倍も活躍したのですから。
もちろん、大きく扱われた選手は大谷選手だけではありません。
初の外国人侍ヌートバー選手、なぜ彼が侍を救う救世主になれたのか。メジャー球団大注目の佐々木朗希さんや村上宗隆さんが、アメリカのメディアでどう報じられていたのか。この記事は見ごたえというか、読み応えバッチリでした。
日本、アメリカ、プエルトリコ、ドミニカ共和国、オランダ、ベネズエラ、韓国、キューバ。主要8カ国の選手一覧も、思い出を呼び起こさせてくれます。
この上の画像は、左下の注釈通り発売前の仮状態です。実際は少し異なります。
著作権的に内容は出さないつもりでしたが…ほとんどお見本通りだしいいよね?
ジャン!これが実際に発売された本の侍ジャパン選手一覧のページです。
大きな変更点は2つ。
1つは、緊急招集で侍ジャパンに参加したオリックスの山崎颯一郎投手の顔写真が追加されています。全選手の大き目の写真が列挙された別コーナーにも、ちゃんと山崎投手はいます。緊急招集すぎて、登板機会の無かった山崎投手でしたが、ちゃんとジャパンのユニフォームを着た練習中の写真が掲載されています。
2つ目。最大にして、最高の変更点。それは、左下の余白の写真です。
見本では、30人並べ、余った2人分の余白に、試合前の整列中のハイタッチ写真が入っています。
実際は、緊急招集の山崎投手が入って、途中離脱した栗林投手も写真では残っているので、余白が1名分に。そこに納まったのが、『SUZUKI・51』のユニフォームの写真。
大会開始直前の怪我で、無念の辞退に至ったメジャーリーガー鈴木誠也選手が着るはずだったユニフォームです。大会中、このユニフォームは侍のベンチにずっと掲げられていました。
参加できなかった鈴木選手も侍だ。ジャパンのメンバーはそう思っていました。その心意気を汲んだ、出版社の粋な演出です。
大会開始前の辞退で、WBC2023年大会の正式な日本代表ではないので、この一覧の中に加えるわけにはいかない鈴木誠也さん。そのユニフォーム写真を、大会風景の1枚として、このページに掲載。
この本で、一番たくさんの涙が出たのは、コン的にはこの1ページでした。
超余談ですが…
優勝決定後セレモニーなどで、この『SUZUKI・51』のユニフォームは、常にメンバーの誰かに掲げられていました。
この本の左下にも映り込んでいますね。
この様子を見た多くの人。鈴木誠也選手の辞退などを知らない、海外の野球ファンはある大きな勘違いをしました。
「あれは、イチローのユニフォームだ!」
鈴木誠也さんも、昨シーズンからメジャーリーガーです。でも、メジャーリーグを見ている殆どの海外の野球好きにとって「SUZUKIと言えばICHIRO」「51と言えばICHIRO」。なので「SUZUKI・51」は「ICHIROのユニフォーム」としか思えないのです。
海外の大手ニュース放送局も、勘違いしていました。
14年ぶりの日本優勝。前回優勝時の立役者は、イチローさんでした。言われてみれば、イチローさんのユニフォームを掲げていても違和感がないですね。
勘違いは、勘違いを呼び…
大切に『SUZUKI・51』を扱う姿を見て、「あっ…(察し)」「いつ亡くなったんだ…」「そうか、だから侍たちは彼のユニフォームを…」と、とんでもない勘違いをする人が続出しました。
生死に関わるネタは笑えないですが、結果イチローさんはご健在なので、笑っていいですよね?そんなWBCの小ネタ、余談でした。
WBCの激闘を振り返ることが出来る素晴らしいフォトブックでした。
この本以外にも、最初に書いた様に侍ジャパンの優勝を振り返る本が多く発売されます。大会期間中の一瞬のフィーバーで終わらず、こうやって本や報道で野球熱が燃え続けて欲しいと思いました。
では、今回はここまで!
おしまい。
ばいばい、またね。
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