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【仮面ライダーリバイス】第21話・感想「我が命をかけて、想いを託して」

2月26日放送の【仮面ライダーリバイス】第21話「我が命をかけて、想いを託して」を見ました。

「あとは頼んだぞ、五十嵐三兄妹」
この言葉を残して、門田ヒロミさんが作品から退場していきました。

元々、門田ヒロミさんは、第一話の段階で死ぬ予定だったコト。
役者さんが演劇舞台に出演予定で、これから忙しくなるコト。
途中離脱は避けられないコトは、知っていましたが…
いざ、本当に門田ヒロミさんが作品から去ってしまったコトが、悲しくてしかたありません。

作中でも言われていましたが、主人公五十嵐一輝くんは、自分のコトを省みない誰かの為にだけ動く強すぎる正義感の持ち主で、あまりに強すぎる自己犠牲他者優先の姿に、コンは感情を重ねる事ができませんでした
そんな中、現れた門田ヒロミさんは、誰より怒り、誰より叫び、誰より恐れ、誰より泣く、とても人間らしい男性でした。
完璧超人的な主人公に対して、不器用で完璧ではない門田ヒロミさんに感情移入をして、ここまで作品を見てきた人も多いのではないでしょうか?

いまや、門田ヒロミさんは、作品に欠かせない人気キャラになっています。ヒロミさん人気は、関連グッズの売れ具合からも分かります。
ヒロミさんが仮面ライダーデモンズへの変身に使用する『デモンズドライバー』。このオモチャが、プレミアムバンダイで限定商品として発売されています。11,000円もする高級品です。それでも予約殺到で、結局、5月発送の3次受付まで行きました。
高いグッズがこんなに売れたのは、みんながヒロミさんが好きだったからで間違いないでしょう。

そんな『デモンズドライバー』ですが、21話で最悪の敵オルテカの手に渡ってしまいました。
悪魔の力で力を出し切れなかったヒロミさんと違い、オルテカの変身した『仮面ライダーデモンズ』は、完璧に性能を活かし五十嵐三兄妹に圧勝しました。

ヒロミさんと同じくらい『仮面ライダーデモンズ』を好きになっていたので、ヒロミさんと一緒にデモンズも消えなかった事は嬉しかったのですが…ヒロミさん=デモンズ、だったのに、作中1番の善人から作中1番の悪人に変身者が変わってしまった事がとてもとても切なく、胸がキュッとします。でも、あの正義味方のデモンズが、悪の道具になると思うと、ナゾのドキドキを感じます。
これが、NTRの感情なのでしょうか?
仮面ライダーという汚れ無き世界の感想で、NTRとか言ってゴメンなさい。
でも、仕方ないよね。コンの辞書には下品な言葉しかないし!
仮面ライダー555の時に、カイザが最終的には悪役に回った木場勇治さんのモノになったのもテンション上がりました。
変身者できるのは1人だけじゃない、あくまでアイテムなベルト
こういうの好きなんですよね。

仮面ライダーリバイスの作品の良さの1つに、死者が出るリアルさがあると思います。
フリオの親友や、ヒロミさんの同期の千草さんは、ギフテクスに変えられてしまった時点でもう人間には戻れません
人間としては、もう死んでいるのです。
魂を救うには、体を破壊するしかありません。
ライダーキックで悪魔を分離して、助けることができる。
そんな都合の良いシステムはありません。
デッドマンズに襲われた若林長官も、実は生きていました!なんてことはありません。
リアルでシリアスな現実しかないのです。
子供向け作品とは思えないくらい、人が死ぬリアルなドラマ作品がこの仮面ライダーリバイスです。

ですが!!!!
だけど!!!!!
コンは、信じています!
門田ヒロミさんは、生きていると!!!!

仮面ライダー鎧武の呉島貴虎さんの時もそうでした!
崖落ち、水落ちは、生存フラグだと思いたい!!!

呉島貴虎

だいたい仮面ライダーは、1作品50話くらいらしいです。
というコトは、リバイスは残り30話ほど。
まだ半分以上残っています。
必ず、ヒーロー門田ヒロミさんは帰ってきてくれるハズです。
それまで、ますます謎が深まるリバイスの世界を、堪能しながら待ちたいと思います。

「わが命に代えて!お前を倒す!」
この決め台詞が、また聞けることを祈ります。


話が前後しますが、ここ数話、ヒロミさんメイン回が続いていましたが…
前話の第20話「非情で無常な、変身の代償」バトルシーン、素晴らしかったですね!
ギフジュニア、オルテカと戦う仮面ライダーリバイとバイス。
いつもならOP曲の「liveDevil」がバックに流れる中で、全てのフォームを順番に使って、オルテカを追い詰めるバトルシーンでした。
もう最高でした!
鎧武の葛葉紘汰さんと駆紋戒斗さんのラストバトルを思い出します。
挿入歌「乱舞 Escalation」をバックに、お互いに持っている全てのロックシードと力を使い果たしたあの戦いです。
その鎧武の名シーンに並ぶくらい素晴らしい、戦いでした。

戦いの流れは、こんな感じでした。
ギフテリアに変えられてしまった同期の千草さんの「魂を救う=殺してあげる」ために、ギフジュニアの相手は自分がすると宣言した主人公五十嵐一輝「頼んだぞ!」鳴き声のような叫びを門田ヒロミさんが上げると「liveDevil」がスタート。バトルが始まります。
まずは、基本フォームの「レックスゲノム」に変身。
「真冬の大感謝祭始まるよ!」バイスのアピールに合わせるように、「メガロドンゲノム」にフォームチェンジ。
流れるように「プテラゲノム」にチェンジ。爆風を巻き起こし、敵を圧倒。
炎の中から、ホバーバイクに跨り飛び出したリバイは「プテラゲノム」。
飛び降りさらにクロックアップで敵を倒す。
前転と同時に「マンモスゲノム」にチェンジ。
ブーメランのマンモスガッシャーで敵をなぎ倒す。
ブーメランが戻ってくると、さらに「ライオンゲノム」に。
炎のパンチを炸裂させ、最後は合体した「リバイスライオン」の咆哮で敵を一掃。
爆風の中から、スケートボードに乗った「ジャッカルゲノム」が現れ、激しい攻撃を完全に回避。
一気に反撃。
コングゲノム」にチェンジ。バイスのロケットパンチも炸裂。
さらに「カマキリゲノム」で、近い敵を切り裂き、遠くの敵を狙撃。
敵に走り寄り「ブラキオゲノム」にチェンジ。
重いパンチで、敵を爆散させていきます。
リバイ&バイスの活躍を見て、オルテカが逃げようとします。
逃げ道をふさぐ玉置豪(フリオ)クインビーに変身して戦うアギレラ様
ここで、追いついたリバイは「バリッドレックスゲノム」にチェンジ。
クインビーを庇うように戦い、ギフスタンプを取り返しました。
リバイが最後のフォーム「ボルケーノレックスゲノム」にチェンジ。
また逃げようとしたオルテカを、つい先ほど、「わが命にかけて、千草の魂を救う!」と、千草だったグフテリアに止めを刺しボロボロの門田ヒロミが羽交い絞めにします。
「俺ごと貫け!!」ヒロミさんの絶叫に応え、ライダーキックを発動。
オルテカの契約解除と逮捕に成功。
という、とても、とてもストーリー的にも、映像的にも熱いバトルでした。
結局21話で、取り返したと思ったギフスタンプは偽物で、逮捕されることが作戦だったコトが分かるのですが…
それでも、名シーンだったことには変わりありません。
とても良いものを見せていただきました!


さて、最後に自慢で申し訳ないのですが…
さきほど、話題にしたプレミアムバンダイ限定商品の『デモンズドライバー』
実は、アレ。コン、手に入るんですよねー。
年末にブログにも書きましたが、『ゆうゆ』さんが、クリスマスのプレゼントに用意してくれたんですよ
発送が5月。今からまだ3か月後。
スト―リーの展開が早くて、先が読めないリバイスの世界ですので、コンの所に届く頃『デモンズドライバー』を誰が作中で手にしているのか、予想ができませんね。
まだオルテカがもっているのか、復活したヒロミさんが取り返しているのか、また別の誰かが奪っているのか…
『作中最高の仲間ライダー』『作中最強の敵ライダー』ふたつの属性を手に入れた『デモンズドライバー』を自分の腰に巻けるのが本当に楽しみです。


今回は、ここまで。
おしまい。
ばいばい。またね。

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