また野球の話？
うん、また野球の話だよ。

『ホークス、有原投手を獲得』

ホークスが有原航平さんを獲得しました！
有原さんは、レンジャーズ傘下3Aから自由契約となっていました。メジャーの舞台では、2021年からの2年で3勝と苦しみましたが…NPBでは日本ハムでの6年で計60勝。2019年には、最多勝を獲得。2桁勝利は3回達成。実績は十分です。
そして30歳と、まだまだ衰えの心配が無いのも魅力です。

今オフ、ホークスはエース千賀滉大投手(29)さんが海外FAで移籍してしまいした。7年連続二桁勝利の先発が抜けた穴は、これで埋まりそうですね。

『ホークスの補強がヤバい』

今オフのホークスの補強、ヤバすぎませんか？
総額60億円規模らしいです！

FA争奪戦では、日本ハムから出塁率おばけ近藤健介さん、DeNAからは正捕手の嶺井博希さんを獲得。
助っ人では、ロッテから守護神オスナ投手を引き抜き、阪神から自由契約となった日本4年目となるガンケル投手も獲得しました。
さらに新外国人選手複数名と契約。その中に、コン大注目のアストゥディーヨ選手がいます。

◆超便利・アストゥディーヨ選手

ウィリアンズ・アストゥディーヨ選手(31)は、すごく楽しみな選手です。
メジャーで規定打席を満たしたことはありませんが、いわゆる便利屋としてでツインズなどで活躍しました。野手ですが敗戦処理登板をした事もあり、メジャーの舞台でショートを除く8ポジションでの出場経験があります。まや、マイナーでは、ショート出場があります。ホークスでは内野手登録ですが、メジャーで50試合以上の捕手経験もあって、第三捕手としての起用も可能なのも魅力です。

ただ、バッティングの方は強打者という感じではありません。メジャー通算588打席で、打率.267、HR16本、1盗塁。選んだ四球は、たった11。でも、三振数は、通算でも28だけ。

「四球は選べないが、三振はしない選手」フリースインガー、という事ですね。メジャー以上にサインプレーやコントロール重視投手が多い日本野球では、苦労しそうなタイプに感じます。
ただ、マイナーリーグでの打率は低くありません。今シーズンは3Aで打率.307(283打数87安打)を記録、3A通算打率は.310(856打数265安打)です。だけど、100キロ越えの巨漢選手ですが、メジャーマイナー合算でも、1シーズンで20HRを超えたことがありません。

でも、メジャーではパワー不足扱いだった選手が、ＮＰＢでは長距離打者として活躍したケースは数えきれません。
ぜひ打撃でも活躍して、色んなポジションを守る姿を見せて欲しいです。

◆米独立の星・ホーキンス選手

もうひとり、注目している新外国人選手がいます。コートニー・ホーキンス(29)選手です。
ホーキンス選手は、今季は米独立リーグでプレーし、127試合に出場してリーグ史上最多タイ記録の48本塁打を放ち、125打点の打撃2冠を獲得。打率も.298と好成績。リーグMVPに輝きました。
今オフに、テスト生としてホークスの練習に参加し、見事合格して正式な入団が決まりました。巨人のウォーカー選手の活躍で、注目を集めるアメリカの独立リーグのスター選手ですからね、期待は自然と集まります。
ちなみに、ホーキンス選手が今季獲得した米独立リーグMVP、昨季までは2年連続でウォーカー選手が獲得していました。

◆マネーパワーにワクワク

近藤健介さん、嶺井博希さん、オスナ投手、ガンケル投手、アストゥディーヨ選手、ホーキンス選手。さらに、有原投手。
今オフだけで、ホークスはコレだけの選手を獲得しています。

特に、オスナ投手は『単年6億5000万』、近藤健介さんは『7年総額50億円』とのウワサも流れる超大型契約。すさまじいマネーパワーです。

2年続けてリーグ優勝を逃してきたチームは、今年は本気で勝ちに来ていますね。勝率引き分けなのに優勝を逃した昨シーズンの悔しさを、なんとか晴らしたいという気概を感じます。
ホークスファンではないですが、かといって他球団のファンでもなく、NPBファンのコンとしては、ホークスの超絶強気の補強には正直に興奮します。ワクワクします。少し前の巨人を見ているようです。
ゲームのような選手補強を続けるホークスに、注目せざるを得ませんね！

では、ホークスのビックリ補強に驚いたところで今回のブログはお終いです。

ばいばい、またね。

『お礼』

選手のデータについては、週刊ベースボールを使用しました。

25週連続でゆうゆさんに、週刊ベースボールを贈っていただきました。
毎号ありがとうございます！