早期退職を希望する夫が会社員でいるのは、あと3年。
将来のために貯蓄できる期間は、残りわずかです。

ならば、安定した定期収入があるうちに、やれる貯蓄はやっておこうというのが我が家のモットーです。

企業年金もその１つ。

これは5年前に始めたのかな。
5年前に会社が制度を導入したんです。

ボーナス天引きで年2回掛金を払っているので、家計に影響なくお金を増やせています。

とはいっても、そんなにお金をつぎ込めないので、ホントにできる範囲だけ。将来、5年の年金で受け取る予定ですが、年額にすればわずかなものです。

でも、公的年金を受け取るまでの空白期間に収入ができるから、やっておいてよかったと思っています。

なんかね、思うんですよ。
個人事業主の私の収入がもっと安定していれば、お金の心配をする必要はなかったかもしれないと。
でも、夫の給与並みに稼ぐのは難しい。できないのが現実。

だから夫が退職するまでに、お金の不安を少しでも減らすことで貢献したいのです。これが私の妻として、そしてFPとしてやらなければいけない課題だと思っています。

道のりは大変なんですけど、意外とこの現実を楽しんでいる私がいます。

なぜなら、私は独身の頃、1人暮らしをしながら失業保険をもらい、無職の生活を乗り切った経験があるからです。

貯金を取り崩し、失業保険をやりくりして家賃と生活費を工面した半年間の経験は、大変だったけれど、私が家計管理のコツをつかむきっかけになった期間でもあります。

これからやってくる無収入の期間は、私の失業期間と似ているんですよね。だから、乗り切れると思うのです。
なんといっても、お金のやりくりが趣味みたいなものですから（笑）

でも、家計をショートさせる失敗はできません。失敗しない家計管理を実現するために、できることを確実にこなしていこうと思いました。

険しい道でも切り開くことはできると信じて。