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『ザ・トレーディング』の翻訳者、福井さんと食事に行ってきました。

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FPO代表の山本です。『ザ・トレーディング』を翻訳していただいた福井強(ふくいつよし)さんと食事に行ってきました。世界銀行の上級職員(投資管理局グローバル債券デスク・ヘッド)という立場の方で、パリ在住ということもあり頻繁にお会いできないのですが、お忙しいなか年に1、2度、会食の機会をもってくださいます。

世界銀行の上級職員の方と直接お話できる場なんてそうそうありません。初めてお会いする時には、さすがに少し緊張しましたが、、、ほんとに凄い人ほど偉ぶらないんですよね。飾らない気さくな人柄に一発で魅了されました。

世界経済の最前線に身を置く福井さんだからこそ語れる内容に毎回たくさんのことを学ばせて頂いています。あまりに自然体で話されるので、凄すぎる話もさらっと聞き流してしまいそうになります。見えている景色が違い過ぎるからなのか、時折話についていけないこともあるんですが、嫌な顔ひとつせず丁寧に説明してくださいます。立派な経歴に関係なく、人として尊敬できる本当に素敵な方です。

実際、金融以外のことでも、福井さんの考え方やものの見方にものすごく影響を受けています。ご自身の経験からしてくださった話の中に、非常に感銘を受けた言葉がありました。『Have fun!』FPOのミッションステートメントにもすぐに取り入れました。

象徴的な箇所は一字一句記憶しているというほど読み込んだ『Trading for a Living(邦題:投資苑)』。その全面改訂版にあたる『ザ・トレーディング』をFPOから出版できたことはなんとも感慨深く、喜ばしいことですが、それと同様にこの書籍を通じて、福井さんと出会えたということも私個人にとって非常に大きな財産となりました。

ちなみに改定前の『Trading for a Living』が日本で翻訳出版されるきっかけを作られたのも福井さんです。既に世界的なベストセラーとして高評価を得ていたにも関わらず、日本ではまだ翻訳出版されていないことを知り、直接エルダー博士に働きかけをしたそうです。

私はFPOを起ち上げるずっと前の個人トレーダー時代に何度も『Trading for a Living(邦題:投資苑)』に救われました。もし『Trading for a Living』が日本で翻訳出版されていなかったら、コテンパンにやられてただろうし、FPOを設立することもなかったでしょう。いやぁ、ご縁を感じます。

昔の私のように『ザ・トレーディング』によって救われる個人投資家がまだまだたくさんいるはず!エルダー博士のトレーディングの広報活動を自分たちに託された使命として!生涯と賭してやり遂げる志事とするつもりです。

PS.
今回の会食は、銀座奥田さんで行いました。御料理の見た目や味すべてにおいて最高でした。福井さんにも雰囲気含めてご満足いただけたようです。


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