海外旅行に行かれる方は、クレジットカードを契約するとき、旅行保険が付帯しているかどうかもポイントの一つになると思います。
実際、私も年会費の金額の次に海外旅行保険の付帯で選んでます。

海外旅行で突然のトラブルで思いがけず多額出費になるのは、現地での怪我や病気による「治療費」と「救援者費用」です。
ここが充分に補填できるか、しっかり検討したほうがよいです。

クレジットカードに付帯の海外旅行保険は、カード会員へのサービスですので、カード会社都合で条件が変更されることもあります。
いざ海外旅行で利用しようとなったときに、内容が変わっている可能性は低くないです。

クレジットカード付帯の海外旅行保険で乗り切ろう！と考えているアナタへ、必ず出発前に次の３つのことを確認してください。

１．補償内容

海外旅行保険では、ぜひ「治療費」と「救援者費用」が補償されるものかどうか確認してください。
特に年会費が無料のもの、有料であっても意外と日系航空会社のカードは、補償されないので、十分確認しましょう。

２．利用付帯と自動付帯

付帯条件には、「利用付帯」と「自動付帯」の２タイプあります。

補償対象となる海外旅行の費用をクレジットカードで支払ったことにより、保険が適用となる「利用付帯」が条件のもの。
クレジットカードを持っているだけで保険が適用となる「自動付帯」のもの。
この２タイプです。
昨日まで自動付帯だったカードが、今日から利用付帯に変わってしまったということもあります。
旅行出発前には必ずクレジットカード会社のサイトで確認してください。

３．利用付帯の適用条件

クレジットカード会社によって、カード券面の色に関わらず、利用付帯の適用条件がかなり違いがあります。

・募集型企画旅行（旅行会社企画のツアー）の支払いのみ適用。
・出国時に搭乗する航空券や日本出国前の自宅から空港までの公共交通機関の支払いで適用（出国前のみ）。
・出国前の公共交通機関のうち、タクシー代は適用外。
・出国前の時刻表によって運行される公共交通機関のみ適用。
・出国後であっても海外で公共交通機関等の支払いを行えば、それ以降適用。

以上は一例ですが、適用条件はさまざまでこれからも変更されるでしょう。
こちらも必ず出発までに各社サイトで確認をしてください。

個別加入の海外旅行保険も検討しましょう。

クレジットカード付帯の海外旅行保険も
しっかり確認しておかないとリスクもありますし、保障内容の記載もわかりにくい会社もあります。
万が一に備えて、少しでも不安を感じるなら、補償も充実した海外旅行保険に加入したほうが間違いなく安全です。

最後に。

個別加入する海外旅行保険でも、クレジットカード付帯の海外旅行保険でも、出発前には、必ず各社サービスデスクやカスタマーサービスの専用電話番号をメモったり、印刷したりして旅行のお守りとして、パスポートと一緒に持参してくださいね。

これからもいろんな出発までの準備ネタをまたアップしますので、ぜひ参考にしてください。