ガンによる障害年金の申請について
ガン切除による手術や投薬の副作用で労働が制限され、症状が固定された段階で障害認定基準を満たしている場合に障害年金を申請する事ができます。
また、障害者手帳を取る事で就労出来る企業を探しやすくなる等のメリットがあります。
ガンによる障害年金の申請は以下の手順で行います。
1. 準備
以下の書類を用意します。
障害年金請求書
初診証明書
診断書
傷病手当金受給証明書(傷病手当金受給の場合)
国民年金・厚生年金保険料納付証明書
年金事務所に予約をして申請を行います。
2. 申請
年金事務所に準備書類を提出。
年金事務所の職員から病状や日常生活状況などについて質問されます。
3. 審査
年金事務所で、提出された書類と質問内容に基づいて、審査を行います。
審査には、数ヶ月かかる場合があります。
4. 結果通知
審査の結果、障害年金の受給が認められた場合は、受給額と支給開始日が通知されます。
障害年金の受給が認められなかった場合は、その理由が通知されます。
5. 不服申立
審査結果に不服がある場合は不服申立をすることができます。
申請のポイント
障害年金の申請は早めにしましょう。
主治医に診断書を作成して貰う。
傷病手当金受給証明書や国民年金・厚生年金保険料納付証明書は早めに準備しておきましょう。
審査に時間がかかる場合があります。
社会保険労務士に申請を依頼する場合
ガンによる障害年金の申請は、手続きが複雑な場合があるため、社会保険労務士などの専門家に相談することをオススメします。
社会保険労務士は、障害年金の申請手続きを代行してくれるだけでなく受給額の算定や不服申立などのサポートも行っています。
報酬目安
10万円前後、受給額の2ヶ月分、遡及して支払われる場合は10%など…報酬相場。
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