見出し画像

私の00smusic#20

#191 Portions for Foxes by Rilo Kiley

ロスのバンドの3作目More Adventurous。名作。特に最初の3曲は格好良くて感動してしまい、恋に落ちてしまった。Does He Love You?も圧巻。その後メジャーになるも解散。過小評価されすぎたバンドだったと思う。惜しすぎる。

#192 Rise Up with Fists by Jenny Lewis with The Watoson Twins

80年代テレビで子役として活動し、その後ライロ・カイリーを結成。ここでレーベルを持つコナー・オバーストの誘いもあり、ソロ活動を開始。よりソウルフルで魅力的な彼女の歌声が聴ける。

#193 Hot Knives by Bright Eyes

コナー・オバースト率いるプロジェクト。アメリカのフォークロックに魅力を感じて、このアルバムなんかは好きな作品だった。またサマーソニックにも来たので、ステージも観て、10人くらいの大所帯でやって、とても素晴らしかった。

#194 To All the Lights in the Window by Conor Oberst and The Mystic River Band

実質ソロ名義の2作目で、一応オルタナカントリーバンドを従えてるという構図になっているのかな。風通しの良いバンドセットの音楽で、リラックスしていて、良い塩梅の歌もの感。

#195 Light & Day / Reach for the Sun by Polyphonic Spree

当時、この場所にいたんですけど、熱心な町の音楽サークル?森の妖精さんたち?が、圧倒的に祝祭感を纏った楽曲で、ステージ上から多人数で元気に煽る姿を観て、もうなんか涙が込み上げてしまう感じで。

#196 Hell by Tegan and Sara

カナダ・カルガリーの双子姉妹。彼女たちは2人とも同性愛を公言していて、LGBTQコミュニティでの活動や基金の設立、政治や議会への参加も積極的。音楽活動も他のミュージシャンたちやメディアに評価されることで徐々に知名度を上げて、Closerのようなヒット曲も生んだ。この辺りまでは、ロック畑の人たちとの関わりが強く出ていて、10年代に入ると、それは電飾の強いダンスポップへと変換されていった。

#197 Sorry by Youth Group

オーストラリアのバンド。Forever Youngというカバー曲が、ドラマに使われて、大ヒットした経歴のバンドだけど、TFCやデスキャブ好きなら、是非押さえておきたい、この手の音楽の安定した良心というイメージ。この作品も名盤域。

#198 Push Over by The Long Winters

シアトル出身のミュージシャン、ジョン・ロデリックによる実質ソロバンドの3作目。周りのメンバーはその時々で交代するも、ロデリックのソングライティング能力とその尽力により、質の高いパワーポップアルバムを維持している。

#199 Always Love by Nada Surf

ポストウィーザーの立ち位置での成功するも追うわけでもなく、メジャーをドロップしても、インディレベルで自分達の思うところを進み、ついには自分達に課せられた重りはギフトなんだという達観した見方に行き着いた彼らから窺える、真面目で真摯な姿は印象的。メランコリーで、時には困難な感情を乗せながらも、一つ一つ丁寧に答えを見つけ出そうとする歌と、この優しく親しみやすいメロディは、普段生活している我々にも、何となく隙間に響くなあ。

#200 Transatlanticism by Death Cab for Cutie

出世作となった4作目のタイトルトラック。何度聴いても切ない。地球規模までズームアウトして語られる情景描写からの、広がってしまった僕と君の距離。ずっと繰り返されるI need you so much closer. ああ切ない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?