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私の00smusic#18

#171 Naked Girl by Velvet Teen

名作Out of the Fierce Paradeとエリシウムの2作を差し置いて選択するのは気が引けますが、初期の代表曲。休符のタイミングで訪れるロックの躍動の魅力にやっぱり惹かれてしまうかな。単純だけど。

#172 Everybody's Changing by Keane

デビュー時は純粋なギターレスのピアノロックトリオでした。ベンフォールズファイブほど鍵盤が前に出てくるわけでなく、歌メロの強さの方が印象的で、演出的に彩る鍵盤のハッとするような美しさが誰にもわかりやすく魅力。

#173 Black Dollar Bills by Hope of the States

ギターバンド形態にアコギや鍵盤、バイオリニストもいて、情感のこもった耽美なサウンドが印象的。この大きな世界観は好きですが、ボーカルの歌い方にクセがあるので、好みが分かれてしまうことはあるかも。もし河村隆一が歌ってたら、もっと映えてたかも、と思うこともなくはない。笑

#174 Lightning Blue Eyes by Secret Machines

テキサスのスリーピースバンド。広がりのあるサウンドかつ、プログレッシブな展開もあって。耳を惹くのは、ジョン・ボーナムさながらの打力のあるドラム。良いアルバムすぎて、当時すごく推していたんですけどね。

#175 Don't Save Us from the Frames by M83

フランス出身アンソニー・ゴンザレスのソロユニット。大きな広がりを魅せる創作宇宙をエレクトリックサウンドで描ききる感じで、ドリーミーでノスタルジック。浸れるだけでなく、刺激的なロックギターも交わって興奮。

#176 Paris by Friendly Fires

デビュー作とは思えないセンスの塊。すべてがキャッチーで、オシャレだし、パーカッシブなダンスポップではなく、ロックミュージックとして聴いても格好良い場面が多々。そしてこのシングル曲のように、ハッとさせられる瞬間が至福。

#177 Doin' It by Wagner Love

一聴きして思い浮かぶのは、やはりドイツ版のマルーン5。とはいえ、ファンクやソウルを交えたカラフルで軽やかなギターポップという感覚でいえば、フランスのタヒチ80とかに近い。亜流と片付けるには勿体ない才能が溢れてたと思う。

#178 This Love by Maroon5

個人的にはあのカーラズ・フラワーズがマルーン5に化けたということが、大人になったなあという、思わず遠い目をしてしまうような気分だけがまずあって。ロックバンドとR&Bのクロスオーバー、多分出てきたタイミングも絶妙だった気もします。

#179 It's Only Natural by The Higher

本国の精力的な活動で、エピタフとのレーベル契約獲得。日本からの反響もあって、来日ツアーやフジロック参戦していたバンド。ノリの良い踊れるポップロック/パンクで勢いがあったけど、その後解散。最近復活したみたい。

#180 2040 by Spymob

N.E.R.D.のバックバンドとして活躍、ネプチューンズのコンピアルバムにも参加したりして、そんな流れで、自分たちのオリジナル作品をリリース。リズム剛性の高いベーストラックに、突き抜けるようなキャッチーさを搭載した超強力なポップロック名盤でした。


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