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私の00smusic#30

#291 Something in You by The Orange Peels

カリフォルニアのギターポップ/パワーポップバンド。個人的なイメージでいうと、過去25年の継続的な活動で、作品もコンスタントに積んでて、変わらない高いクオリティを維持し続けていて、こんなに知名度の上がらないバンドいるのかな?っていうくらい、過小評価されているバンドという感じ。出てくるのが5年10年遅かったのかなあ、とも思うけど、知る人ぞ知るポップバンドで置いとくには勿体なさすぎるかな。

#292 Sundae School by Brown eyed Susans

カナダ・カルガリーのバンド。00年代初頭は結構ジェリーフィッシュの影を追いかける熱が高くて、このジェイソン・フォークナープロデュースによる、この作品が出た時は、自分の中ではなかなか盛り上がったものですが。

#293 Sleeplessness by Ross

スペインのユアン・アントニオ・ロスなる人物の作品。全然記憶になさすぎて、今初めて聴いたくらいの感じなんですが、良いですねこれ。良い感じのサイケ感とビートルズ感、プログレとまでは言わないけど、ちょっと曲展開も凝ってて。

#294 Supertiger by Sweet Apple Pie

フランスのギターポップバンド。聴くと好みに範疇には入ってるんですけど、全然忘れちゃってるんですよねえ。アメリカのポップなロックバンドの影響を真に受けてる感が、制作上音楽の純度を高めてる感じで良いですよね。

#295 I Can Hear Music by Miles

ドイツのギターポップバンドのデビュー作。タヒチ80が出てきた直後か、後追いの感じで出てきたのと、ジャケットや楽曲Disco Queenのオシャレ感ともに、わりとその同列で語られやすいバンドのイメージ。ただそんな前振りを余所に、全体像を見渡すと、結構UKギターロックに影響されたところが多くあるので、見た目とは違った感じだったりもします。そして2作目は、よりロックバンド色の強い流れに向かっていきます。

#296 Bluest Glass Eye Sea by Oranger

サンフランシスコのインディロックバンドの3作目Shut Down the Sun。60's的ポップロックに、時折サイケで、時折フーのようなドカドカドラム。バンドは06年に解散してたらしいけど、20年代入ってから復活、新譜もリリースしてます。

#297 Roxy by Supergrass

10周年を記念したベストアルバムをリリースした後の5作目Road to Rouen。それまでの流れとは線を引いたかのような内省的な音像で、挑戦的な内容の感じですけど、当時は彼らを名前しか知らなかったので、試聴してみて、ただ普通にこれは良いアルバムだなと思いました。そして大体キャリア通して聴いてみた後も、変わらず個人的には評価の高い作品。

#298 Surrendered by The Bluetones

このバンドも、デビュー作でヒットした経歴のブリットポップバンドとして知られますが、その辺は知らずにきて、この5作目のセルフタイトルでやっと耳にして、良いポップロックアルバムだなという印象で、初々しく出会ってます。もうメジャーからインディになっての作品ですので、きっときっちり追いかけているファンなら押さえるくらいの作品なのでしょうが、親しみやすい良い曲が揃っているめちゃ良いアルバムです。入っていくタイミングがここだと、印象がデビュー作を上回ります。

#299 All Over This Town by The Upper Room

英国ブライトンのバンドの唯一のアルバム。ネオアコぽかったり、被さるシンセ音が魅力だったり、全体的に歌メロディに引っ張られながら、ノスタルジーな雰囲気と冷やっとした感触の気持ち良さが印象的なバンドでした。

#300 Arts & Crafts by Red Light Company

これも大好きなアルバムだったのに、1枚で終わってしまった英国バンド。またネットの募集で集まったバンドというのが今時らしく。それからあっという間に、新人バンドとしてNMEなどに取り上げられたりして。どの曲を取っても、わかりやすく歌メロが立ってて、高揚感の出るような曲の盛り上げ方も上手いなあという感じでした。


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