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動く家具「カチャカ(Kachaka)」が画期的すぎて、インテリアの概念が変わる予感

お久しぶりです。CSV局の平川です!
Preferred Robotics社が開発したスマートファニチャー「カチャカ(Kachaka)」の新製品発表会にオンライン参加させていただきましたのでレポートさせていただきます◎

恐らく大体の人が初めて耳にするであろう「スマートファニチャー」がどんなものなのか、私たちの生活にどのような変化をもたらしてくれるのか、と期待を高めながら参加。
結論から申し上げると、日常にある些細だけども億劫な、煩わしい行動を解消し快適な生活を提供してくれる、なんとも気が利くロボットでした!

引用元:Preferred Robotics社リリースより


家庭用自律移動ロボット「カチャカ」とは


まずPreferred Robotics社が何をやられている会社なのか以下にてご紹介させていただきます。

株式会社Preferred Roboticsについて
自律移動ロボットの研究、開発、製造、販売を行うPreferred Robotics(PFRobotics)は、株式会社Preferred Networks(PFN)の子会社として2021年11月に設立されました。PFNと共に目指す『すべての人にロボットを』を実現すべく、PFNが強みを持つ深層学習(ディープラーニング)技術とスーパーコンピュータを最大限に活用し、人の役に立つロボットの提供を目指しています。PFRoboticsは、会社設立と同時にアマノ株式会社、2022年3月に旭化成ホームズ株式会社、株式会社三井住友銀行と資本業務提携をおこないました。アマノと共同開発した業務用の小型床洗浄ロボット「HAPiiBOT」(2022年10月発売)に続き、自社開発の家庭用自律移動ロボット「カチャカ」を2023年5月に発売予定。

引用元:Preferred Robotics社リリースより


そしてこの家庭用自律移動ロボットの「カチャカ」ですが、

自己位置推定とマッピング(SLAM)、ナビゲーション、画像認識、音声認識、ハードウェア設計を高度に融合し、これまで難しいとされてきた、環境変化の激しい居住空間での柔軟な自律移動を実現しています。また、人の声や専用アプリの指示でスムーズに室内を移動しながら、ドッキングした家具を指定された場所まで運ぶことができます。カチャカは、タイマー機能で毎日同じ時間に本や薬が運ばれてくるといった設定による「習慣化」のサポート、在宅時間の増加で顕在化した「名もなき家事」の解消、また子どもが楽しんで片付けを覚える手伝いをするなど、それぞれのライフスタイルに寄り添い、様々な用途で活躍します。

引用元:Preferred Robotics社リリースより

とのこと。
まず前提として、家具は自動で動かないというのは周知の事実です。ですので、まず引越しをする際には間取りに合わせた家具の購入・配置を行います。そうすると一気に生活動線は限られ、その限られた動線の中で人間が動くというのが当たり前だと思います。
ですがそのインテリアの固定概念を覆し、家具が人の指示で自律移動ができる=住空間の多様化を叶えられるのがカチャカなのです!!


自身の生活に「カチャカ」があったら


とにかくこの発表会中に考えたのが「自身の生活にカチャカがあったら」という想像です。
Preferred Robotics 代表取締役CEO 礒部達氏のお話しの中で、「名もなき家事のサポート」という言葉がありましたが、この言葉を聞いて深く頷きすぎてしまう主婦・主夫は多いのではないでしょうか。

  • 料理をお皿に盛り付ける時だけ近くに収納棚がきてほしい。

  • 脱衣所に着替えを持ってきていないが取りいくのがめんどくさい。

  • ベッドルームにずっと置きたくないけど朝起きた時や寝る前に使うメガネやボディケアアイテム。

  • 飼っているインコの鳥籠をのせてもいいかも。

  • 日によって家の好きな場所で仕事がしたい。リモートワークセットついてきて。

など少しの時間で自身の生活においてカチャカがあると助かるなというシーンが浮かんできました。

引用元:Preferred Robotics社リリースより

私が考えられるもの以外では以下のような利用シーンが挙げられています。

1. 仕事が終わったタイミングや寝る前に、“積読本”を持ってきてくれる
やろうと思っても、なかなか習慣にできないことを予めセットした時間にカチャカが教えてくれます。読書の他にも、資格の勉強や、週一回のシーツ交換など、自分のやりたかった習慣が自然と身につきます。
 
2. キッチンから食卓に、食器や調味料を持ってきてくれる
手が足りない時も、カチャカが必要なものを運んでくれたり、料理の配膳、下膳を手伝ってくれたりします。洗練されたデザインで、食卓にも自然と馴染みます。

3. 子どもの荷物を、玄関から子ども部屋まで運んでくれる
​帰宅時間に合わせて、カチャカが玄関でお出迎え。ランドセルや荷物を受け取り、子ども部屋に運んでくれます。子どもたちがカチャカと一緒に楽しく片付けを覚えられます。

大体どこのご家庭でも活用できる、そんなイメージが湧きやすい事例ばかりですよね。
私もリモートワークになり、固定家具によって十分なワークスペースの確保が難しかったり、とはいえ動かすにしても毎日は億劫。
仕事環境でもあり、住居空間でもある。そんな大事な2面を持つからこそ、インテリアの自由度が上がるスマートファニチャーは多様化するライフスタイルに非常にフィットしているなと思いました。

プロダクト設計

引用元:Preferred Robotics社リリースより

そんなあらゆる生活シーンで大活躍してくれそうなカチャカですが、デザインも「自律移動」する家具ゆえのインテリアに溶け込みやすいデザインとなっています。
プロダクトデザイナーの鈴木元氏とデザインイノベーションファームTakramとの共同開発で人とロボットが共存できるような設計がなされているとのことです。

ちょうど私自身昨年末よりリモートワークとなり、住環境について見直しているタイミングでもあったため、テクノロジーの力で住環境を変えられるというのを知り、これからのインテリアの概念は変わっていくのだろうと感じました!

2023年2月1日(水)より、公式オンラインストアおよび首都圏5店舗(3月1日(水)より6店舗)で特典つきの先行予約をされているそうなので、気になる方はぜひチェックしてみてください◎



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