見出し画像

放送後記 第13回フランスパンラジオ

第13回フランスパンラジオを聴いていただいた方、ホントにホントにありがとうございました😊。
今回は中村一義さんのお話し。もちろん今でも聴きますが、僕が特に深くハマってた時期は大学生の時なんですね。一人暮らしをして、一人になる時間、一人で考える時間が一番多かった時期。当時は中村一義の音楽が演奏を含めてたった一人で作られたものなんて知らなかったですけど、ハマっていった過程にはそーいう自分の環境もあったのかなと今になっては思いますね。
メロディとかもすごく大衆向けなのもあるのに、どこかひねくれた感じに聴こえるのは魅力であり個性であり、惹かれる要因なんですよね。なかなかいないミュージシャンだと思います。
前回紹介しなかった曲の中でも大好きな曲はたくさんあって、例えば「キャノンボール」という曲も歌詞が印象的で。

「そこで愛が待つゆえに僕は行く、僕は死ぬように生きていたくはない」
こうやって読むとシンプルなんですけど、これをメロディにのせて歌うことですごい響く言葉というか。
うまく説明できないんですけど、個人的には歌詞って普通はどこか「あるある(ネタ)」だと思うんですよね。「わかるわかる」って言う共感の上で成り立つというか。でも、中村一義さんの歌詞って「あるある」じゃなくて、「わかるわかる」でもなくてホントにハッと気付かされるというか。一見、前から自分が思ってたことのようにも思うんですが、実はそうじゃなくてその場で気付かされることがホントに多くて。そんな歌詞って他のミュージシャンではあんまりなくて、そこにあの絶妙なメロディが乗るのでもう完全に刺さりまくりですよね。
だから、今回のラジオでも話した、問いかけのような歌詞も自分にはすごく刺さるんだと思います。

このフランスパンラジオは、皆さんに知ってほしいミュージシャンとかを自己満でダラダラ喋ってるだけなんですが、喋るとやっぱり改めてその音楽を聴き直すことが多くて、その中であたらめて発見があったり線と線が繋がることが多いのでそれはホントにやってて楽しいです。

また、よかったら次回も聴いていただけると嬉しいです。第13回もありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?