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音声配信をはじめよう

★2021/8/4続きを書き足した★

VTuberに興味があった。
ルックス抜きでトークとコミュニケーション能力だけで勝負できるプラットフォームを探していたからだ。調べていくうちに、初期投資と編集等の技術面・時間面での負担が大きすぎるため、悩み始めた。そこで思いついたのが「音声配信」の道だった。
それから2年。週2~3回の音声収録配信と、ほぼ毎日の音声ライブ配信を続けて来たが、その間たくさんの発見や気づき、試行錯誤があった。今日はこれまでの体験を踏まえて「音声配信をこれから始める人へ」ヒントになるかもしれないことを書いてみることにする。

※「音声収録配信」=音声を録音したものをアプリを通じてネット上に配信する方法。聴いた人からのコメント、お便りをもらえる機能がある。
※「音声ライブ配信」=音声による生配信。喋ってる最中にリスナーからのコメントがリアルタイムに画面表示されるため、コメント欄と会話しているかのようなやりとりが可能。

■どのアプリを使うのが良いか?

これははっきり言って、使ってみるしかない。いろいろ比較してみるのは大変だろうから、まず目についたもの・気になったものを適当に始めてみるのが一番良いと思う。理由は以下の3つ。

①合う・合わないは人それぞれ・・・性格、やりたい番組、リスナー層との相性などにより、どの配信アプリを使うのがベストかは人それぞれ。

②各社アプリ毎の特性も半年もすれば変わる・・・音声配信はここ数年で急成長している世界。各社ともトライアンドエラーを繰り返している状況で、毎月のように機能がアップデートされている。そのためアプリ毎の方向性や性格も数カ月単位で大きく変わりつつあり、合わせてユーザータイプ・リスナータイプも変化している。

③やってみて初めて気づく自分のやりたいこと・・・まず触ってみないことには、アプリ内でできること&できないこと、配信への反応の種類、自分の中で起こる変化は分からない。比較検討サイトに書いてあるのは一般論かその人個人の感想に過ぎず、そのままあなたに当てはまるとは限らない。特に音声配信については、その傾向が強いように思う。

まず練習台として適当にひとつ始めてみて、なんとなく掴めて来たら別のアプリを比較検討してみるなり、同じアプリ内で別番組を作ってみるなりするのがよいだろう。一度体験してから比較検討サイトを読んでみるのも、理解が格段に深まるので良いかもしれない。ちなみに私のオススメアプリは23歳以下ならSpoon、24歳以上ならRadiotalk、お試し入門編としてはStandFMあたりだ。

※「同じアプリ内で別番組」=多くのアプリが1人で複数の番組を持つことができるので、まずお試し番組を適当に立ち上げ、そこでいろいろ触ってみてから改めて本番の番組を作るということも可能。

■話すことがあるかな?という心配は不要

音声配信を始める前には「持ってる経験や話のネタから順に消費して配信していく」ようなイメージを持っていたが、実際にやってみるとそんなことはなかった。むしろ「配信があるから今日もネタを探そう」という意識で日々を過ごすようになり、おかげで日常をよりアクティブに過ごしたり、観察しながら過ごせるようになった気がする。
特にライブ配信の場合、その場でコメントをもらえることも多いため、友達と会話するようなイメージで話を延々と続けることも可能になる。そしてライブ配信中に得た気付きやネタを元に、収録配信を録るという流れもできる。とりわけstandFMやRadiotalkといった配信者同士の「横のつながり」が活発なアプリの場合、そこでの情報交換や「コラボ配信」という方法も役に立つので、2年ほど続けているが存外トークのネタに困ることはなかった。

※「コラボ配信」=他の配信者と複数で音声収録やライブ配信を行うこと。多くのアプリが、そのアプリ内機能によって簡単にコラボ配信が可能。コラボ機能非搭載アプリでも、ZOOM等で通話しながらその音声を録ることでコラボ配信ができる。

■難易度は「収録配信>ライブ配信」

もちろん得手不得手は人それぞれではあるが、「収録配信」のように誰のあいづちも無いのにひとりスマホに向かって5分、10分と話し続けるのは厳しい。日常でそんなに長い独り言を言う機会なんてまずないわけで、異常な行動ともいえるこの作業は初心者には相当ハードルが高いと思う。
それに比べると「ライブ配信」は、生配信だけにその瞬間聞いてくれている人からコメントを随時もらえるため、人と会話するように喋り続けることができて楽だ。ときに数時間もライブし続ける人もいるくらい、話すのが容易かつ楽しい。
この違いは実際に聴いてもらったほうがわかりやすいので、私(ソワちゃん)の過去の収録配信とライブ配信を例として置いておくことにする↓

【Radiotalkアプリでの収録配信例】
「大喜利企画始動!ソワちゃんが絶対言わなそうなことは?」
【同ライブ配信例】
「初心者向けライブのコツ講座#11」
Radiotalkアプリ(無料)で聴くとライブコメントも全て見れます

上の2つの例を聴き比べるとわかる通り、収録配信はひとりで切れ間なく喋り続けることが必要なため、最初のうちは台本が必要になるかも知れない。一方でライブの場合、コメント欄に想定外の書き込みがされることは日常茶飯事なので、事前にしゃべる内容をガチガチに決めてしまうとコメントに対応できなくなる。「アドリブや会話が苦手」なタイプなら収録配信の方がやりやすいかもしれないが、そうでなければライブ配信の方が入り口としてはやりやすいと思う。ちなみに先述した「コラボ配信」は他の配信者と実際に会話(通話)しながら二人以上で配信できるため、さらにしゃべりのハードルは下がる。※場合によっては難易度は上がることも

【コラボ収録配信例】
「全集中、口の呼吸」
【コラボライブ配信例】
「にけつゥ!!」
Radiotalkアプリ(無料)で聴くとライブコメントも全て見れます

■おたよりやコメントが全然来ない

最初のうちは、

(気が向いたら続きを書くかもしれません。知りたいことあったらコメントください)

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