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フランスで感じたことを書く雑記[2]

外国人は思ったことをはっきり言う。そんなイメージを今まで日本の中で共有してきた。海外に滞在する中でその1つのステレオタイプが実際の経験に変わってきて、いろんなコミュニケーションスタイルがあることを知ることになった。

この外国人というのは主にフランス人、南米、アラブ、東アジアから来ている人から感じたことだが、その地域によってコミュニケーションスタイルも様々だ。今回はフランス人に絞って書いていく。

フランス人のコミュニケーションスタイルというか気質を一言で言うと、「嫌なことは嫌。」じゃないかと思う。

非常にわかりにくい説明だが、自分の中でなんだか気持ちの悪い部分があると相手の感情を意に介さず振り払う、そんな感じがする。

この振り払うことに非常に重きを置いているため、その目的のために強い主張や行動に出ることもある。

あくる日、自転車で道を通っていたら向かい側から歩いてきたフランス人から"Attention !(気をつけて!)"と言ってきた。フランスは一方通行が多く、自転車も右側通行となっているため左側通行に慣れている私は時たま間違えて走ってしまうことがある。左側を進んでいると逆走していることになるので、自転車ながら危ないのは危ない。それを通りがかったフランス人が間違えてることをはっきりと言う。それが当たり前の感覚としてあるのだろう。


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