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書き言葉と話し言葉

おはようございます、Frankです。

先ずは「一字違いで大違い」の話です。取り上げるのはこちらの単語。

(A) stationary
(B) stationery

「あれ? どっちがどうだったっけ?」

そうなんです。英語を少しかじったことのある人なら、ひとつは「文房具」だというのは分かります。

あと宇宙工学(space engineering)に携わっている人なら、もうひとつは「静止の」の意味だという判断がつくでしょう。

問題は (A) と (B) のどちらが「文房具」でどちらが「静止の」かということです。

こういう類似の単語が出てきたときは、私はいつも語呂を作って憶えちゃいます。大学入試のときの世界史や全国通訳案内士試験の日本史の学習のときも、年号を語呂で憶えました。

それでは正解を導く語呂を伝授しましょう。

――静止衛星は人工衛星ナリ(―nary)

静止衛星は stationary satellite 。従って正解は

[(A) stationary]が「静止の」
[(B) stationery]が「文房具」

でした。

重要なことは、むやみやたらに書きまくったり、暗証しまくったりするのではなく、立ち止まって間違えない方法を見出すことです。

ちょっとした工夫で、語彙はどんどん増えます。皆さんも独自の暗記術で、楽しみながら英語を憶えましょう。

ところで書かれている言葉と同様に難しいのが「話し言葉」。話し手と聞き手の間に知的レベルや育った環境の違いなどがあると、すぐに理解するのが困難になります。

家の子供が小中学生の頃、参加したPTAの会議で議論がまったくかみ合わないことが多々ありました。これって当然起こるわけです。

だって、その場限りの議論をする人と、数ヶ月、いや半年先の展望を見据えて議論する人とかみ合うわけがないですよね。司会者も大変です。

ピーター・ドラッカーがこんなことを言っています。

――The most important thing in communication is to hear what isn’t   being said.

「コミュニケーションで最も重要なのは、話されていない事柄を聞くことである」と。

文字や言葉に現れない他人の「心の裡」を推し量ること。実はこれが最も難しく、最も大切なことなんです。

「コミュニケーションの真髄」は他人への思い遣りだったんです。

今日も一歩前進――Make it happen!

【出典】実践英語の達人 © All Rights Reserved

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