父の背中が教えてくれた
こんにちは、Frankです。
だいぶ前、産経新聞の朝刊に掲載されていた「朝の詩」が、とっても良かったです。
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積荷の鉄鉱石を
巨大クレーンの
アームがすくう
その仕事を
父は
休むことなく定年まで
勤め上げた
雨の日も風の日も
真夏も真冬も
娘が家を出た日も
娘が一人泣いた夜も
◆
私の父も、遅刻・欠勤なしで35年間、直向に働き、人生を全うしました。
「仕事ばかりの人生、何が面白いんだ!」
私は学生時代、単調な生活を送る父を軽蔑していました。
ところが、自分が働き出して数年が経った頃から、父を尊敬するようになりました。
それは、単純な仕事の積み重ねがどれだけ大変で大切 かを、父は背中で教えてくれたからです。
今、私は仕事場には始業1時間前から準備に入っています。何故なんでしょう?
もしかしたら私自身、無意識のうちに父の遺志を受け継いでいたのかもしれません。
続けることの大切さを教えてくれた父。
もう背中を見ることはできません。
▶ 朝の詩1982‐2002―父、母、わたしを守ってくれるもの
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【画像】Special thanks to pixabay
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