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#66 役に立つ x 意味を持つを語る

どんなに暗算が得意な人間も

AIにはかなわない


どんなに物知りな人間であっても

Google検索にはかなわない


人の役に立つ人間を育てる


学校教育で習ってきたことは

間違いじゃない…


でもテクノロジーとともに

その用途は変化してきている


今は人間の脳に知識を詰め込むことよりも

知りたい情報をいつでも必要な時に取り出せる

検索能力が高い人間の方が優秀だ

仕事においても実用的


なら受験やテストというものの形も

知識の量と処理レベルを競うだけでいいのか?


もう少し多用的な能力を評価に入れるべき


だってAIがあれば

役に立つはNO.1さえあればいい

他はいらない


検索エンジンはGoogleがあれば

ぶっちゃけもう困らない



例えばコンビニで売られているハサミ

これは1種類しか置かれていない


限られたスペースの中で

緊急でハサミが必要な人に

2番目に切れるハサミを置いても意味がないからだ


1番切れるハサミがあればいい


それに比べてコンビニで売られるタバコは何種類もある


これはどういうことか?


タバコは役に立つものではなく


意味のあるものだから


1番誰にとっても役に立つタバコ

そんなものは存在しなくて


ある人は強いタバコが好きとか

ある人はこの銘柄の匂いが好きとか

ある人はメンソールじゃなきゃ嫌だとか


そういう風にそれぞれのタバコが

意味を持って棚に並んでいる


なので種類はいくつあってもいい


役に立つ人を目指すことは悪いわけじゃない

そこでNO.1になれるのなら物凄いことだろう


ただそれは難しい

特にAIがくるとわかっている時代


それよりも意味のある人間になる

これがこれからの生き方


じゃな意味のある人間とはどういう人か?


それは挑戦する人だ


失敗も成功も含めた


そのストーリーに価値が生まれる人


挑戦する姿にはNo.1もクソもない

順位なんてない


誰もがもがき苦しみ

その誰もが魅力的


それは挫折も苦悩も観てきた上で

挑戦する姿に心が惹かれるから


順風満帆で

何の挫折も苦労もせずに

生きてきた人間にはそんな感情は抱かない


山があって谷があるからストーリーが生まれる

この浮き沈みにこそ人間の価値がある


悔し涙

喜び

歯を食いしばって頑張った姿

生き様


それはAIにはできないこと


感極まって歌えない

そこにはそれまでの物語がある


オーディション番組が人気なのは

個の物語がそこにあるから


僕らはもらい涙する


君の物語を語ろう


あえていう


NO.1よりONLY.1



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