見出し画像

定石ドリルにおけるたった一つのルール。廊下を先に通す

廊下の通し方は下記2つが定石だ。

赤斜線部のが廊下になるのだが、南面に居室を配置する想定で上記の2パターンでまず廊下を通してみよう。居室ではなく廊下を先に通してしまうと、居室の配置するという操作の難易度は一気に下がる
昨月吹抜けの配置の仕方で触れたが、廊下の通し方によって、骨格を作るということが、1級建築士試験の唯一と言ってよい覚えておかなければならない重要なセオリーだ。
プランニングする際に各階上記の廊下を居室を配置する前に通してしまう事で、無窓ゾーンと有窓ゾーンに分割でき、あとは課題の要求に沿って居室を配置していくという簡単な手順に分解できる。この手法は基準階型(2024年の課題での出題の可能性が高い)、小さい居室がたくさんある場合、また昨月の課題で解いた吹き抜けが要求された場合に有効な手法となる。

今回の課題は吹抜けも絡めた、南北方向に長い縦バージョンにトライしてください。
5コマを縦(南北) 3コマを横(東西)
制限時間15分。
簡単にプランニングできた方は、別解も作ってみてください。


ここから先は

60字 / 1ファイル

¥ 280

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?