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おすすめの本①(自助論・セルフヘルプ)

どうも。
数日前に仕事でちょっとした失敗をしてしまいました。
失敗自体は直ぐにリカバーできたのですが、自分自身、かなりのショックを受けてしまいました。

この時同僚から、「しょうがない、忘れろ!酒でも飲んで寝ろ!」
とか
別の同僚からは、「パチンコに行ってこい、スカッとするぞ」
的なアドバイス(?)を頂きました。

彼らは本当に僕のこと心配してくれていたので、方法はさておき声をかけてもらったこと自体は、大変ありがたかったです。

しかし、皆様方も分かっていらっしゃると思うのですが、酒や博打では自分が抱える問題を解決することなどできません。

これらは現実逃避と同じ行為だからです。
現実から目を背けずに、ひたすら行動するしかないのです。

そんな時、僕に力をくれるのが、サミュエル・スマイルズが書いた
      自助論(セルフヘルプ)
です。
自助論は1859年に英国人医師である、サミュエル・スマイルズが300人を超える欧米人成功者の記録をまとめたものです。

その内容は最近、巷に出回っている「成功するためのハウツー本」などではなく、
〇成功するための心の在り方
〇自らを律し、規則正しく勤勉な生活を心がけることの大切さ
〇貧困などの逆境は、とらえ方しだいで自分を成長させてくれる良い機会である
といった感じの話がたくさん載っています。

また、この本の原題は「Sel-Help」というのですが、日本では中村正直が1871年(明治4年)に「西国立志編」という邦題で発表し、当時100万部を超えるベストセラーになりました。

世に出て立身出世をしたい!、一旗上げたい!と考えていた当時の若者たちにとってバイブルのような存在だったようです。

確かにこの本を読むと、
胸が熱くなって、心の奥底からよくわからないエネルギーがこみ上げてきます。

最近、「メンター」という言葉が流行っていますが、この本を読めばメンターなんていりません。
すでに、300名の優れたメンターがあなたにアドバイスをくれます。

今現在、「何者かになりたい」とか「何かを成し遂げたい」と考えている方がいましたら、ぜひこの本を読んでください。

何時の時代でもこの本は、人々の心を燃やし、奮い立たせてくれる名著です。

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