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【Freediving】Deep End Weekend (3日目)

DEWE最終日は、マーメイディング体験に参加した。
以前から履いてみたいと思ってた、あの尻尾を履けるチャンス…!

マーメイディング初体験

Ichetucknee springsの浅い方の泉で体験会は行われた。
@mermaidfreediveのレクチャーにより、マーメイドの様々な素材の尻尾を、見て触って知ることができた。



プロ用のシリコン素材の尻尾は、重さ35ポンド(約16kg)もあった!
日本の怪獣映画の特撮用のスーツを下半身に付けて、両脚をボンデージされた形で水中にいると想像してみて。
もう話を聞いただけで溺れそう。
ただ、フィンとしてのパワー出力も、他の素材のテールよりも強力らしい。
鱗や鰭の立体感やディテールも本当によくできている。
映画『アバター』みたいな感じだった。

シリコン製はとても履けそうにないけど、
ナイロン生地製の尻尾を試着させてもらえた。
下半身を、小ぶりのモノフィンごとすっぽり包む袋状の作り。
伸縮性のある素材で、サイドにファスナーが付いている。
これはぜんぜん嵩張らないし、履いた時の難易度も低めでとっつきやすかった。



マーメイディングは、フリーダイビングの一種であるけれど、また一味違った水中の楽しみ方を提案してくれた。

サプライズゲストは世界チャンピオン

昼、キャンプ場に戻ると、サプライズゲストのレクチャーが用意されていた。
スピーカーは、なんと世界チャンプのAlexey Molchanov!
2024年現在、CWTで水深−136mの世界記録を保持している。
なんでフロリダにいるの?どこか南米でのイベントの帰りとか?
とにかく突然のゲストに会場は盛り上がった。

アレクセイは呼吸テクニックについて、ジェスチャーを交えて講義してくれた。
充分に深呼吸できていれば、パッキングは必要ないとのこと。

フリーダイバーは大体痩せ型な人が多いけど、
アレクセイはガチムチタイプ。筋肉がすごい。

ショートフィンで水深-100m行っちゃう人だから、なんでも説得力がある。
教えてもらった呼吸準備法は、自分でも取り入れようと思った。

レクチャーの後。
彼とカジュアルに話ができるこんな良い機会は2度とないかもと思い、写真をお願いした。
私は彼のお母さんのNataliaが現役だった頃の世代なので、その頃に大会で見かけた、まだ少年だった頃のAlexeyの話をした。大きくなったね〜って。親戚のおばちゃんかw

まとめ

3日間に渡り、盛り沢山な内容で行われたこのイベント。
毎年この時期に開催されているとのこと。

私がこのイベントを知ったのは、普段一緒に練習している女子が教えてくれたから。
彼女は去年参加して、とても良かったからとおすすめしてくれたので、彼女自身もまた参加するものだと思ってたんだけど、今年はこの期間、北に行って凍った湖でフリーダイビングするプロジェクトで留守だった。
アイスダイビングか〜。色々アクティブな人だ。
そういう人が周りにいると色々面白い情報が聞けて楽しい。

来年もまた参加できたらいいな。
その時は車中泊の経験も積んで、さらに快適に過ごせると期待!



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