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【準備編②】全日本ジムカーナ選手権の観戦に行こう

ジムカーナ観る専門のMeeOneです。
前回の【準備編①】では一般的な観戦に向けての道のりを書いてみました。
今回は初観戦した「オートスポーツランド砂川」に特化して書いてみようと思います。


1.オートスポーツランド砂川ってこんなところ

北海道在住であることと、全日本ジムカーナに興味を持ったタイミングが重なり、初観戦はすぐに現実になりました。
しかも、初のダブルヘッダー開催(土・日連続で試合がある)で、なんとなく得した気分。

しかし、このオートスポーツランド砂川、一筋縄ではいかなかったのです。

私の中でサーキット場といえば、十勝スピードウェイ、名阪スポーツランド、鈴鹿サーキットのイメージが強く、あとは配信で見てきたもてぎ、タマダ
まさか、川沿いに忽然とサーキット場があるなんて考えもしていませんでした。

基本、周りは草むらと砂利。
遊歩道のような狭い道が続く。
会場には何もない。
トイレも水場も簡易的に設置されるだけ。
もちろん、日陰もない。
ただ広い川沿いの草むらの中に舗装されたコースがあるだけ。

なんて言うとイメージが悪いですが、アクセスも良く、道内の中では気軽に楽しめるコースらしい。大自然の中広々としたコースで、かっ飛ばすと気持ちいいのかもしれませんね。

なので、観戦するにはアウトドア並みの装備が必要になります。

あとは、人に慣れたカラスがいるので、食べ物を奪われる危険性があるので工夫も必要ですね。

2.オートスポーツランド砂川ならではの持ち物

砂川は、アウトドア並みの重装備が必要だと判断したので、前回、持ち物で砂川に特化したものは除くと書きました。
季節にもよると思いますが、今回は6月下旬の持ち物を紹介します。

私が砂川に持って行ったもの
虫除けスプレー、アウトドアチェア、日傘、帽子、敷物、クーラーボックス、ガチガチに凍らせた飲み物、食べ物(おにぎり、パンなど手軽に食べられるもの)、タオル、小さめのテント、バインダー

草むらの中で観戦するため、虫除けスプレーは必須です。運動会の観戦をイメージするとわかりやすいかもしれません。木もなく、とにかく日陰がないので、熱中症対策は忘れないようにしましょう。

後ろに人がいなければ、小さめのポップアップテントくらいは設置できます。
これはSNSで全日本ドライバーさんがアドバイスしてくださいました。何度も訪れているからこその気付きですよね。ありがたいです。

事前のアドバイスで、プログラムを汚さずに保管するためのクリアファイルとエントラントリストをプリントしたバインダーを持っていくと便利と言われました。スマホでも見ることができますが、これはかなり便利でした。

食べ物については、カラスに注意する必要があるため、簡単に食べられるおにぎりやサンドイッチが無難ですね。

3.オートスポーツランド砂川の観戦パス

開催日が近くなると事前に公式サイトで情報を確認することができました。かなりギリギリなので、初めて参加する方は戸惑いますが、他のところと比較するとわかりやすい方でした。

私の場合、全日本ジムカーナの前に、全日本ダートトライアルがあったので、その時の主催者サイトを参考にしていた部分もあります。

車両パスは当日販売のみで駐車場は無料。
観戦とパドック入場両方を兼ねたチケットでした。駐車後、会場入口受付で購入して入場しました。

4.パドックウォークってなに?

会場には、ドライバーさんが待機する場所(パドック)と、観客席(ギャラリー席)があります。
パドックウォークとは、ギャラリーがパドックに入場時間帯のことを言います。

ドライバーさんたちは「パドックに来てくださいね」と声をかけてくださいます。
でも、いつ行ったらいいの?初心者にはわかりません。
私が応援している広瀬選手は、事前にこのタイミングなら可能ですよとSNSで発信してくれていたので、そのタイミングならいつでも行けると思っていました。

砂川は、観戦パスさえあれば、いつでもパドック入場可能だったので、それが普通だとつい最近まで思っていました。

でも、これ例外らしい。
通常は、お昼休み(ドライバーさんは慣熟歩行に行かれているタイミング)のみパドックは行けることになっているみたいです。折角なのにドライバーさんがいないのは残念ですよね。

では、なぜドライバーさんたちは、お昼休み以外のタイミングも「来てもいいですよ」と言うのか。

これは、通常ルートで観戦パスを手に入れた場合は不可能です。(この点、砂川はありがたかった)
ここが、参加型モータースポーツと言われる壁。
自分でジムカーナをやっている人、その家族や知り合い以外で、単純に観戦したくて会場に訪れる人は少ない。

ドライバーさんの知り合いは、通常ルートで観戦パスを入手していることは殆どなく、サービスパスで入場されている方がほとんどです。
サービスパスは、その名前の通りドライバーさんをサポートする人員。つまり、常にパドックにいる前提なんですね。
なので、ドライバーさんがOKというタイミングなら、いつでもパドックへ行ける環境なんです。

そんなの知らなかった

5.まとめ

観る専門には、観戦パスの仕組みの知識がありません。それが普通だと思っています。

砂川の事前に、初観戦する私への情報提供として、広瀬選手が観戦パスについて主催者へ問い合わせをしてくれた理由が今ならわかります。
(観戦パスでパドックに入れるタイミングを確認してくれていた)

その時の私は、主催者サイトに載ってましたよ。ぐらいにしか思っていませんでした。

広瀬選手の声掛けで、初観戦する私にSNSを通じて、沢山のドライバーさんがいろいろなアドバイスをしてくださいました。
そのこともあり、無事に楽しく観戦できたのは感謝しかありません。

次回は初観戦エピソードを書いてみます。

6.広瀬選手のわかりやすい補足いただきました

ギャラリーのパドック侵入については会場&主催によります
ドライバーとサービス員以外のパドックへの侵入を制限しているケースと、特に制限を設けていないケースとあります

我々も会場に行ってみないとどっちか分からないので、ギャラリーの方がその情報を手に入れるのは難しいでしょうね

(原文まま)

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