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何度も読み返したい素敵な文章の数々 vol.9

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素敵な記事にはすぐさまハートをつけるマガジンとなっております。
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記事一覧

ライターはどうやって差別化していくべきなのか?

原稿やら事務やらにおわれていて、なかなか腰をすえてnoteを書く時間がなかった。 ここのとこ…

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ひらりさ
6年前
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選ばれなかったあなたへ

いきなりですが、最近私はものすごくモヤモヤすることが連続していて 「ああ、私の実力たるや.…

あやにー
6年前
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さいきんなんだかちょっとつらい

なんだか仕事がずっとバタバタしていて、思うようにプライベートでのんびりできる時間がとれず…

上田聡子
6年前
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mofuaが好きすぎる話

なんか昨日の日記がすごい話題になっていた。通知が鳴り止まず過去日記までスキがたくさんつい…

さよならの準備

10年とか11年前、まだ子供も生まれてないころ。僕は茨木に住んでいて、猫を飼い始めた。里親募…

「憧れ不在」の時代

よく晴れた4月のある日、友人と浅草の喫茶店でクリームソーダをすすりながら、「今は、"憧れ不…

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決断の裏にあったのは、同じ数の後悔だった

スクランブル交差点に横たわるビスケットが、この恋のおわりを知らせていた。 早歩きで通り過ぎようとしていたところ、そんな光景が現れたのでわたしは手に持ったアイスコーヒーを思わずこぼしてしまった。 「いつもなんだって早いんだから」 あまりにも優柔不断だったわたしは、いつだったかそれをやめようと決めた。そんな自分が好きになれなかったからだ。なんでやめられたのだろう。多分、「君は何かが足りてない」なんて彼が言ってしまったから。 「なにかをする」と決めてこなしていくと、それがで

学生と先生の間の視点で美術大学での学びを考える。

多摩美情報デザインでの講師業が始まった。本日、初授業終了。デッサンとスケッチという3時間…

清水淳子
6年前
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きみをさがしてた

はりねずみくんはいつもひとりぼっちでした ちくちくした背中のせいで はりねずみくんはいつ…

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出会い方って設定装置と、花田菜々子さんの本のこと

カウンターで立っていると、ほぼ毎日のように女性から「出会いがないんです」って言われるんで…

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林伸次
6年前
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からっぽマン

からっぽマンは、いつも、からっぽでした。 自分だけがからっぽなのだと、思っていました。 …

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なかなか会えない人とAmazonギフト券を使って割り勘する(便利すぎて書かずにはいられ…

コルクラボなどで活動していると、月に数回しか会わない人たちと、少額の貸し借りをすることが…

「深刻になると視野が狭くなる」のだそう。深刻になるのは嫌いじゃないけど視野が狭くなるのは嫌なので、広くするためにできるだけご機嫌でいたいと思った。つまりは、ふとした時につい深刻になってしまうのは、深刻にならざるを得ないできごとがあるからというより「深刻な状態が好きだから」なのかも

あなたが読んでくれるなら

その人の書く文章が好き。 たぶん、初めて読んだ時から好きだった。私も文章を書くから嫉妬しそうなものだけど、そんな気持ちは生まれなかった。 すべてを説明せず、写真のように一方向から切り取る。少しひねくれていて、ユーモアがあって、改行がなくて、リズミカル。 「いつも時間をかけずに書くようにしてるんだけど、もう少しちゃんと考えて書いてみようかな。でも、そんなの誰が読みたいんだろうか」 その人は言う。私はもちろん、読みたいと伝えた。 「じゃあ、あなたが読んでくれるなら書くよ