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何度も読み返したい素敵な文章の数々vol.10

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2019年4月の記事一覧

「仕事ができる」と言われたいが、自信もない新社会人の方へ。

「仕事ができる」と言われたいが、自信もない新社会人の方へ。

こんばんは。日曜日が終わりますね、太田です。

タイトルの件、もやもやと考えたりする時期なんじゃないかと思って、新人時代を振り返って書こうと思い立ちました。

僕みたいに「根拠のある自信」を少々と、「根拠のない自信」が全くない状態で社会人1年目に突入した方に届けばと願います。



「あいつ、仕事できるよね」

この一言は、仕事をせざるを得ない限り言われて嬉しいものです。だけど先に言っておくと、

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英語が本気で出来ない人がアメリカで過ごした2年間の記録

英語が本気で出来ない人がアメリカで過ごした2年間の記録

📢 デザイナーの英語帳という本が出版されました。この記事の内容も書き直してコラムとして掲載し、ここでは書けなかったアメリカでの就職活動の様子も書いています。もしご興味あればこちらもぜひよろしくお願いします。 灰色ハイジ 2020/05/22

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結婚してアメリカと日本を行ったり来たりする生活を2年弱過ごし(この間で合計半年くらいの滞在期間になるだろうか)、サンフランシスコへと移住をし

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都会の高層階でも木漏れ日が美しい宿|Apr. ① #何処泊

都会の高層階でも木漏れ日が美しい宿|Apr. ① #何処泊

ホテルの部屋といえば、窓が小さく、薄暗い部屋が多いですが、今回ご紹介する宿は、東京都心にありながら高層階でも美しい木漏れ日を感じられる開放感あるホテルの一室をご紹介。
(宿の場所、周辺のスポットなど詳細情報は最後に)

東京都心、水辺も近い下町「浜町」

部屋にもよるのですが、ここは各階に1部屋しかないというコーナーダブルのお部屋。外観から見ればわかりやすいんですが、窓の外には木々が植えられており

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大学を卒業するということ

大学は勉強やら研究やらをして卒業するところだと認識されているが、
「もしかして卒業後に一番役に立つのは"詰められた経験"なんじゃないの」という話を最近していた。

大学では大半の人間がゼミやら研究室やらに所属し、学問という形で綺麗にパッケージングされた (綺麗じゃない場合もあるが)研究活動を行う。ある人は黒板の前で参考書の中に書いてある理論を式を追いながら説明したり、またある人は工学実験に関してあ

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つくる才能 池邉祥子のこと

つくる才能 池邉祥子のこと

ものづくりをしていると自然とものづくりをしている友人が多くなる。
誰か注目している人はいてる?と以前質問をもらったことがあるけど、近くにいる人ばかりのことが思い起こされた。近くにいるからこそ深く知り、才能やセンスに惚れ込む。

その質問に真っ先に名前を挙げたのが池邉祥子ちゃん。彼女はお洋服をつくる人でTALK TO ME というブランドのデザイナーである。

この人の作るものはすごい。ものづくりの

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やりたいことでお金をもらうと心が折れやすい

やりたいことでお金をもらうと心が折れやすい

やりたいことで起業してお金を得て生活するのは、心が弱い人には向いていない。特に自分が事業主になるともうぼこぼこになる。
雇われてやっているうちはまだいい。心を逃がす道がある。でも、大抵の人が起業するとなると、事業主に自らがなる事が多い。
そして、悲しい事になる。

どうして好きなこと・やりたいことでお金を得ると心が折れるかというと、いろんな理由があるし、聞いたこともあると思う。

その前に、大体な

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コクテイル書房 図解(一階編)

コクテイル書房 図解(一階編)



コクテイル書房 ”町の本棚としての居場所”

 新宿から中央線で2駅。阿波踊りの発車メロディが軽快に流れるホームに降りて、北口へ。バスやタクシーが行き交うロータリーでギターをかき鳴らす駆け出しのシンガーを横目に、飲み屋が立ち並ぶレトロな風情漂う高架下脇の商店街を西に進む。小さなスナックや風俗店が続く怪しげな通りを過ぎると、だんだんと長閑でひっそりとした街並みになっていく。個人経営の飲食店や個性

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愛おしい春のアスパラの話と「アスパラ パルメジャーノ」の作り方

愛おしい春のアスパラの話と「アスパラ パルメジャーノ」の作り方

この中に1本だけ、仲間はずれのアスパラさんがいます。

3秒以内で見つけたあなたは天才。世の中何事も注意深く見ることが必要ですね。

|じっくり甘みを蓄えたアスパラガスさて、本日の食材は、栃木県下野市「道の駅しもつけ」で購入した上野ファームのアスパラ。

春のアスパラは柔らかく、細めのものは特に口当たりが柔らかくて、皮をむく必要があまりないのがよいところ。

|春のアスパラが柔らかい理由以前、私が

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弁当箱偏愛帖 後編

弁当箱偏愛帖 後編



弁当箱偏愛、前編の続きです。

▼浮菊模様竹籠

前編でも述べたようにお弁当箱集めが趣味なのですが 、ここ最近で買った弁当箱の中でもため息もののかわいさが岡悠さんのお弁当箱。京都の展示会での受注生産のタイミングで申し込みができて、オーダーから1年待って手に入れました。

端の処理まで本当に丁寧な仕事でうっとり。普段使いの工芸品という感じ…

時々無性に食べたくなる京都風のふわふわ卵サンド。

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奴隷じゃないんだから。

奴隷じゃないんだから。

10時から19時まで9時間。うちのだいたいの業務時間。
忙しい時でも19時に終える。明日の俺頑張れ。暇だと帰る。帰ってゲームするか、酒でも飲みに行く。だって暇なんだもん。決まりだからと定時までいるの当たり前の社会のルールかもしれないけど、その当たり前どうかしてると思うよ、だって仕事ないんでしょ?帰って勉強でもしたらいい。息抜きに出ればいい。

絶賛子育て中のうちのイソさんは3時半には帰る。今は新卒

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若者の正しさセンサー

若者の正しさセンサー

先日こんなことを呟いた。

これ以降も色々タイムラインに流れてきたり。
改めて思うけど、古い会社のやり方は雇い主側の怠慢なんだなと思う。若者が逃げるようにやめていったとしたら、それはだいぶ危ない状態なんじゃないか。

早々に新卒がやめるのを若者のせいにする流れもあまり好きじゃない。
中にはそういうケースがあるかもしれない。それでも次世代に、ここやべーわって思われる時点で何かがもう遅れている可能性が

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鎌倉が住む場所として最高すぎてヤバイ件

鎌倉が住む場所として最高すぎてヤバイ件

僕は2017年7月、44歳のときに東京から鎌倉へ引っ越しました。

横浜市と鎌倉市の境目で生まれ育ち、26歳から東京で一人暮らし。途中30歳で結婚し、中野(2年)→新宿(2年)→尾山台(2年)→目黒(2年)→旗の台(4年)→白金台(6年)と、東京で18年暮らしました。

東京はとても便利で、買い物する場所には困らないし、通勤はドアドアで30分くらいだし、おいしいレストランがたくさんあるし、深夜まで

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弁当箱偏愛帖 前編

弁当箱偏愛帖 前編

お弁当、というものが好きだ。箱に入れて持ち運べて、ご飯もおかずも1食がその中に詰まってる感じ。
何よりも蓋物としての存在感の弁当箱。何かを買い集めることって特にないのだけど弁当箱だけは特別で、重箱も合わせたら自作も含めて30個くらいいつのまにか集めてしまった弁当箱コレクション。

お弁当作りは料理に興味があった中3の頃から続けていたのだけど、中学、高校とずっといいなって思えるお弁当箱が見つからなか

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粛々と、やりたいことを小さくても一つずつ、ゆっくりでも確実に、手触り感を強めてゆくだけ。遠回りに見えても、それがいちばんの夢への近道。

やっと五月病、脱したかな。