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NJRPG非公式追加データ/【ハトリ・ニンジャクラン】(指揮系)

ハトリ・ニンジャクランはニンジャ六騎士を束ね、バトル・オブ・ムーホンを引き起こしたハトリ・ニンジャを祖とするニンジャクランであり、個々のカラテに加えて集団戦闘の指揮技能に優れている。ニンジャ同士の集団戦が再び巻き起こる現代において、その力は稀有なものになるだろう。

指揮系ニンジャソウルのサマリー
【ジツ】値:近接攻撃ダイスと遠隔攻撃ダイス:獲得するスキルや力
 1:近接+1、遠隔+1:『●司令塔』
 2:近接+2、遠隔+2:専用リストから●を1個
 3:近接+3、遠隔+3:専用リストから●を1個
 4:近接+4、遠隔+4:専用リストから●を1個
 5:近接+5、遠隔+5:専用リストから●を1個または●●を1個
 6:近接+6、遠隔+6:専用リストから●を2個または●●を1個
 7:近接+7、遠隔+7:アーチ級ルールに沿って『★★★』を獲得
 8:近接+8、遠隔+8:アーチ級ルールに沿って『★★★』を獲得
 9:近接+9、遠隔+9:アーチ級ルールに沿って『★★★』を2個獲得
専用スキルリスト: 
『●司令塔』:このニンジャは集団戦における指揮技能に長けている。
このニンジャの周囲3マス以内にいる味方全員は、【ワザマエ】が+1される
(このスキルを使用する本人は得られない)。これは『回避ダイス』や『遠隔攻撃ダイス』の個数に
反映される。その味方PCが「生体LAN端子」または「サイバーサングラス」を装備している場合、
位置関係を問わず常にこの修正を得られる。さらに、取得しているスキルによって、効果が追加される。

『●機先』:ターン開始時に行動順番を決定する際、取得者は【ニューロン】+3の値を使用する。
      司令塔補正…回避ダイス+1
『●臨機応変』:司令塔補正…【ニューロン】+1
『●陣形構築』:ターン開始時、視線の通っている味方キャラ一人を対象とし、移動を行わせる事ができる。
        司令塔補正…【脚力】+1
『●攻撃連携』:取得者が近接攻撃を行う際、『近接攻撃ダイス』を+Xする。
        Xは、『攻撃対象に隣接している味方キャラクターの数』である。
        司令塔補正…【カラテ】+1

『●タツジン(ジュージツ)』:取得条件【ジツ】値3以上:司令塔補正…『近接攻撃ダイス』+1個
『●タツジン(スリケン)』:取得条件【ジツ】値3以上:司令塔補正…『遠隔攻撃ダイス』+1個
『●タツジン(グンバイ)』:取得条件【ジツ】値3以上:司令塔補正…『ジツ発動判定』+2個

『●翻弄』:取得条件【ジツ】値4以上
『●トライアングル・リープキック』:取得条件【ジツ】値4以上
『●スリケン急所破壊』:取得条件【ジツ】値4以上
『●スリケン生成』:取得条件【ジツ】値4以上

『●弱点看破』:取得条件【ジツ】値4以上
自身の手番開始時、【精神力】1を使用して、視線の通っている敵1人を対象に【精神力】1を消費
して使用できる。その敵は、【カラテ】【ニューロン】【ワザマエ】の中から最も低い能力値を使用して
難易度UHの判定を行なう。失敗した場合、そのターンの間対象に対する攻撃難易度は-2される。

『●●臨機応変+』:取得条件【ジツ】値5以上&『●臨機応変』
『●臨機応変』を、1戦闘に何度でも使用できるようになる。

『●●龍陣』:取得条件【ジツ】値5以上&『●タツジン(ジュージツ)』
自身の手番が終了する際に、【精神力】を2消費して使用を宣言し、【ニューロン】+【ジツ】で発動判定を行う(難易度HARD)。
成功した場合、「●司令塔」の範囲内に居る、未行動の味方キャラクターを好きな数選択し、即座に行動させる。
複数のキャラクターを選択した場合、その行動順番は自由に決定できる。

『●●スリケンボール』:取得条件【ジツ】5以上&『●タツジン(スリケン)』
自身の手番の開始時に、【精神力】を2消費して使用を宣言し、【ニューロン】+【ジツ】で発動判定を行う(難易度HARD)
成功した場合、次のターンから、「自身の手番開始時に【精神力】1を消費し、「スリケン」による遠隔攻撃を行える。
その攻撃難易度は+1される。」という能力を得る。この能力は、一度でも「遠隔攻撃」に失敗するまで持続する。

『●●一気呵成』:取得条件【ジツ】6以上&『●タツジン(グンバイ)』
自身の手番開始時に、【精神力】を3消費して使用を宣言し、【ニューロン】+【ジツ】で発動判定を行う(難易度U-HARD)。
「●司令塔」の範囲内にいる任意のキャラクター全員は、このターンに与えるダメージが+1される。
1シナリオに1回だけ使用可能。


『●タツジン(グンバイ)』:取得前提【ワザマエ】7以上:この『●タツジン』は、近接攻撃系・遠隔攻撃系両方のものとして扱う(つまり、他の『●タツジン』とは同時取得できない。近遠両用の指揮用武器、「グンバイ」を思うままに操る事ができるワザマエを持つ事を表す。特殊近接武器「グンバイ」を装備している時のみ、以下の戦闘スタイルを宣言できる。

【万札:10】:グンバイ: 
 戦術指揮に使用される武具。タツジンの手に渡れば、近遠両用の恐るべき兵器となる。
 『特殊近接武器』、『戦闘スタイル使用不可』、『ダメージ1』、『連続側転難易度+1』
タツジン(グンバイ)による戦闘スタイル
・「カゼ」…遠隔攻撃。射撃難易度HARD。自分の持つ「連射X」の数まで射線の通っている敵を選び、回避ダイスを1個減らしてから、通常の射撃を行える。同じ敵に対して射撃してもよいし、別の敵を選んでもよい。

・「ハヤシ」…近接攻撃。これを選択すると、攻撃ダイスの総数が半分となるが、次の手番まであらゆる回避判定に−1の修正を得られる(他のマイナス修正は受け付けない)。この近接攻撃時に『サツバツ!』や『ヒサツ・ワザ』は発生しない。なお、敵に対して攻撃を繰り出さず、防御に徹しても構わない。その後、1マスだけ移動できる。

・「ホノオ」…近接攻撃。これを選択すると、攻撃の「精神力成功」は不可となるが、この近接攻撃時に追加ダメージ+1を得る。さらに、攻撃が命中した際に対象を4マス後ろに吹き飛ばす。(壁に衝突した場合、「サツバツ!」1のような追加ダメージが発生する。

・「ヤマ」…遠隔攻撃。移動後使用不可能。射撃難易度HARD。この遠隔攻撃は【ワザマエ】と【カラテ】の好きな方を選んで判定できる。『連射−2』となるが、ダメージが+1され、回避難易度が+1される。

ハトリ・ニンジャクランを取り扱ったファンメイド記事としては、古矢沢=サン製作のものもある。あちらが単体での戦闘能力に優れ、前線で仲間を引っ張るタイプのハトリ・ニンジャクランならば、こちらはより周囲への指揮に重点を置くタイプのハトリ・ニンジャクランである。使用者のハトリ・ニンジャクランへのイメージや、これから挑むセッションの方向性によって使い分けるといいだろう。


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