【書評】Teal 組織

久しぶりに朝ではなく、夕方に記述してます。

皆さま、1週間と、お疲れ様です。

現に筆者は休みが沢山とれる企業に勤めておりますので

ありがたいことに4連休なんですね。

日本って休みが少ないとよく言われますが

以外にも最近気づかれているのは他国よりも休みが

多いということです。ただ、確かに他国では連続的に

1か月休暇を取れたりできるくにもあるのでそういった意味では

少なく感じてしまうのかもしれませんね。

さて、そんな休日が比較的多い企業に勤めている私ですが

そんな企業という一種の媒体に属している人が

今日はTeel組織という、今世紀に理想とされる企業の形というのを

述べていきますね。その前に筆者もすべて読み終えていないので

読み終えたところから簡単にかいつまんで個人の感想も述べ

解説していきますね。

さて、タイトルにはマネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

とあります。私もマネジメントは大学院の時に学習させていただいて

ましたので、この内容は非常に興味深いものでした。

この本の構成で第一部では、変化するパラダイムと称して

過去から現在に至るまでの組織の形の変化をつづってあります。

衝動型組織→順応型組織→達成型組織→多元型組織とあり

最初の衝動型組織では分業が可能となり、大規模な奴隷制が見られる

現在のこの組織に適しているの戦闘地域などです。(先進国はまずないですね。)

つまり、強力な上下関係が原始的な王国へと成長する過程で形成された小規模で支配的な集団ということです。

次に、順応型になりますが、この段階では線型的な時間の流れを把握し

将来に向けた計画を立てることが出来るし、自己抑制を働かせられる

ようになる。但し、ここでの自己抑制は思いやりという関心が事故から

集団へ拡大されることになる一方、私の部族以外の考えは排除ということになる。

かなり、官僚制になるので、結婚に関しても自分の属する階段で決まる。

但し、ここで大きな進歩を果たし、

①組織は中長期で計画を立てられるようになり

②規模を拡大できる安定した組織構造をつくれるようになった

これは、現在の公立学校システムに見られるらしい。

次に、達成型となる。これが現代のグローバル企業ということで

特徴を述べるのならば、イノベーション、説明責任、実力主義

となる。イノベーションにあたってはまだ怒ってないがいつか

起こるかもしれない可能性の世界に生きている為、現状に疑問を持ち

それを出発点に改善する方法を作り出す。なので、メンバー間のスピードを上げ、イノベーションを促す仕組みを持っている。

説明責任では、予測と統制が起こる。競争相手よりも早くイノベーションを

進めるために、組織内の多くの人材の知性を引き出すことが

競争優位となる為、すなわち、目標管理がいる。トップ経営者が

全体の方向性を決め、目標や重要な説目を定めて望ましい結果への到達を

目指す。その為、その目標達成に向けた説明責任が必要となる。

実力主義は賢い人間が十分に努力すれば得点を得られるようになる。

といった構図だ。創造しやすいですね。

しかし、ここで述べられている懸念事項として、

イノベーションの行き過ぎが問われています。

企業は次第にニーズを作り出し、私たちが本当に必要としていないもの

が増えるほど幸せになるという幻想を人々の間に膨らませようとしている

とのことです。でっちあげられたニーズに基づくこうした経済の多くが

金融的にも生態学的にも持続できないことが次第に明らかとなり

成長のために成長を求めるという段階に来てしまった。ということらしいです。

次に、多元型となる。あらゆる考え方は等しく尊重されるべきであり

公平、平等、調和、コミュニティー、強力、コンセンサスを求める。

この見方に基づいて自発的に動くにはだれとでも密接で協調的な

つながりを築くよう努力しなければいけない。

しかし、これはあらゆるアイデアが平等に扱われないと

いけないというものになる。

特徴としては権限の委譲ということでトップがj決めるのではなく

最前線の社員に意思決定を任せていることになる。ただし、

リーダーシップのあり方が必要となり、サーバントリーダーにならなければいけないらしい。これは

部下に耳を傾け、動機付け、育てる人のこととなる。

次に、価値観を重視する文化と心を揺さぶるような存在目的となるが

これは、強烈な文化が共有されていないと、権限移譲を前提とした

組織をまとめるのは難しいということらしい。達成型では戦略と執行が絶対だったが、多元型となればその会社の文化になるらしい。なので

ここで活躍するのはhr部門で、文化を重視する活動を行うこととなる。

次に、多数のステークホルダーの視点を活かすこと。

要は、達成型は株主の利益を最大化することだけだったが

多元型は経営者、従業員、顧客、サプライヤー、地域社会、

社会全体、そして環境に対する責任も負っている。

そして、進化型となる。これが理想とされる企業の在り方らしい。

ジョン・ネイスビッツによると、

21世紀のもっとも輝かしい躍進はテクノロジーではなく

人間とは何かというコンセプトを拡大することによって

成し遂げられるだろう。

という文言があるそうだが、これは人間の進化における

次の段階は自己超越というマズローの欲求の新しい段階が

あると発表されたこともあり、このままでは人の進化はとまらないと

主張されているこの時代の風潮にとって極めて進化型が重要だという点で

見解が一致しているらしい。

まず、進化型では、エゴを失う恐れを抑えるということで

意識レベルが人段高くなると世界をより広い視点から眺められるようになり、人々や物事を支配したいという欲求を抑制できるようになるらしい。

なので、予想外のことが起こっても、物事はいつか好転し、そうでないときには学び、成長する機会を人生が与えてくれたのだと考えるようになるらしい。

ここがすごく重要だと筆者は感じています。

つまり、衝動型では自分の欲しいものを獲得できる判断こそが正しく、

順応型では社会規範への順応度に照らして考え、社会階層が正しいとみなす範囲を超える判断は罪や恥となる。

達成型では、効果と性向が判断の基準となる。多元型だと物事は

組織への帰属意識と調和を基準に判断される。

そして、進化型では意思決定の基準が外的なものから内外なものへと移行する。

つまり、この判断は正しそうか、私は自分に正直になっているか

自分がなりたいと思っている理想の人物はお内奥に考えるだろうか。私はこの世界の役に立っているのだろうかを重視する。

どんな結果になるのかをすべて考慮しなくても内面の奥底にある確信に沿っているから、一見危険に思える意思決定ができる。

よって、周囲からの反対に直面したり、成功しそうにないと思われたりしても誠実さや自分らしさという感覚を出発点に本当は正しいとは思えない状況、自分が行動をあげ、行動を起こさなければならない状況に対する感覚を養う。

つまり、進化型では、他人から認められること、成功、富、帰属意識は快楽的な体験であり、エゴを充足させる甘酸っぱいわなととらえられる。

そのため、優先順位が入れ替わり、良い人生を送るためには他人からの評価や成功、富、帰属意識を求めず、充実した人生を送るよう努める

他人から認められることや成功、富、愛は結果に過ぎないと。

すごいですね。これ以前のステージでは愛や名声や成功を

追い求めていくとゆっくりとしかし確実に私たちが他人の顔を身にまとうようになってしまう。

だから、進化型では内面の正しさを求める旅を続けると、自分が何者で

人生の目的は何か、という内省に駆り立てられる。

この段階まで進んできた人々の多くは瞑想集中、ヨガ、あるいは

単に自然の中を歩くといった慣行を通じて静かな場所をっ見つけ

真実と指針を自分に語り掛けてくれる内なる魂の声を耳にすることが出来る。

このような見方で人生を見つめながら生活し、目的の深い意味に到達する個人は恐れを全く知らずに自分の使命を追求できる。

自分のエゴを抑制し、挑戦せずに後悔するくらいなら失敗するほうがましだと考える。、

クレアグレイブスが進化型パラダイムに従って活動している人を説明するときによく使うフレーズが

大志を抱いているが野心的ではない人。らしい。

自分の本質に迫り、自分の生命に向かって努力するというのが彼らの

原動力で同じ見方を出来ない他の人々にとってみると

進化型で行動する人は自分の個人的な成長を邪魔する人々を許さず

人生の目的と会わない状況を受け入れたくない人のように映るかもしれない。

とかかれてあります。

ここにきてわかりましたが、マズローの欲求の

最高潮に今来ることができているのだなと筆者は感じています。

ありがたいことに。(笑)興味があれば

自己超越検索してみてください。

さて、組織の形態はさまざまですが

進化型というのはこの概念をもって生まれた組織ということになります。

では具体的にどういった組織のことを表すのか

次回お話できればと思いますね。よろしくお願いします。

今日は本の文章を素敵すぎて沢山きりとって話しちゃいました。(笑)


















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