新規就農に向けた計画準備の中の作業時間の重要性について

新規就農に向けて調べていく中で、国や自治体の各種制度や公庫が出している制度資金などの基本的な情報の掴み方はわかってきたと思います。

https://note.mu/freshherb/n/nd9483943c953

また土地や品目の選び方や、土地またら主となる品目のどちらかが決まったあとの、情報の集め方や考え方も見えてきたことでしょう。

https://note.mu/freshherb/n/n3c27e6deffd3

これらの準備を進める中で何度も記事中で言及してきた、自分なりの作業時間の把握について掘り下げて考えてみたいと思います。

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「自分なりの作業時間の把握」

まずは選んだ主な品目の作業内容の抽出から進めます。

//生産作物
メインとなる品目
サブ品目s
(メインの品目が決まり、作業内容や作業時間が見えてくると、サブの品目も限定されてきます)

//作業内容
耕耘・肥料散布・防除・播種・育苗・定植・管理・潅水・収穫・選果・出荷・片付け

耕耘だけをとってみても、田畑の周囲の農道の状況や、機械倉庫や機械洗浄場所からの距離などにより、作業時間が細かく変動していくため、圃場や機械を動かす具体的なイメージを持つことが必要です。

また播種にかかる時間や定植の速度なども、個々人のレベルや性質により作業時間が異なり、また田畑の状況によっても、軽トラックの進入路や軽トラックの停車位置などにより作業性が変わるため、自身と周囲の環境についても意識しなければなりません。

作業者によっては、収穫は得意で早いが定植が苦手な場合や、反対に定植は得意で早いが収穫が苦手な場合もあり、個々人の特性や能力によっても様々ですので、自分のキャラクターを見極めて、計画を立てていくことをオススメします。

人の多寡や個人の能力に左右される手作業ではなく、機械ですればいいと思うかもしれませんが、例えば定植機の導入には、キャベツやブロッコリーで1ha(10aの10倍)の規模を超えるなど、数10aなどの小さな規模では、最初から投資をすることが難しい場合もあります。

投資の観点から見ても初動の手作業は必要ですし、経験や技術の習得の側から鑑みても、全ての作業を手作業でやってみることは、大切なことだと思います。

例として出してみたキャベツの播種の作業イメージの捉え方についてはこちら

https://note.mu/freshherb/n/n9d462dfa51e5

//ポイント
作業スピードは個々により異なる。
平均値ではなく自分値を!

by fresh farmer

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