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地域と品目を調べて、まずは一方を決めることから始めてみる

農業を生業にしたい、仕事にしたい、と思ったときに何から決めていけばよいのでしょうか。
好きな野菜を並べてみるのも一つですし、売り方や売り先から決めていくのもよいでしょう。

まずは地域か品目が決まっている、またはぼんやりとでもこんな農家になりたい、こんな農村で仕事をしたい、などの希望があったりイメージがあることが多いのではないでしょうか。

⑴栽培したい品目が決まっている
⑵就農したい地域が決まっている

これらの二つのパターンの流れや進め方を見ていきたいと思います。

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⑴栽培したい品目が決まっている

漠然と決めたのか、好きな野菜なのか、要望がありそうだから、など理由は様々だと思いますが、栽培する主な品目が決まっているなら、その野菜の生産者が多い産地や、目標とする農家や農業法人がある地域を探してみましょう。

わかりやすくJAの部会やJAブランドの野菜の出回りなどを調べてみてもよいでしょう。

⑵就農したい地域が決まっている

Uターンであれば家族や親族がいる地域で就農することになりますので、その土地に決めたのではなく決まっていると言えるかもしれません。

Iターンであればその地域で就農したいと思う理由は多岐に渡るでしょう。

旅行で行って気に入った場合もあれば、自治体の制度やバックアップ体制が整っていることに惹かれて、はたまた知人がいたり目標とする農家や農業法人がいるなど様々です。

地域が決まっている場合は、その地域で生産高の多い品目を数種類ピックアップしてみることや、JAや農協の部会の有無や取扱いの可否を調べてみるのもよいでしょう。

または周辺のレストランやスーパーなど、販売先となり得るところが取り扱っている野菜を調査してみると発見があるかもしれません。

これらの⑴と⑵をどちらから始めてもポイントは似通っていることがわかるでしょうか。

//ポイント
産地を選ぶ
⇒先輩農業者や資材の取引先や専門知識のある関係者が近くにいる

目標とする農家や農業法人で修行する
⇒生産から販売まで学べる、また機械や設備の活用の打診も図れる

//先人がいるメリット
技術が高い
経験が豊富
知識が深い
施設が集まっている
周辺設備が豊富
機械に詳しい
売り先の確保や販路拡大がしやすい

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余談ですが
最近はトマトの新規就農希望や参入が個人でも法人などの企業でも多い印象ですね。
完全にレッドオーシャンになりつつあるので注意が必要かもしれません。

by fresh farmer

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