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聖と魔の炎を従えよ! 赤紫獣アヌビモンデッキ!

割引あり

はじめに

どうも、実はガチ勢説がある自称カジュアルプレイヤー、相棒であるアヌビモンと共に駆けるファンデッカーたこともです。
今回も思い付いたデッキを自分の備忘録的に紹介していきます!
まったく参考にならないことを言い出すかもしれませんが、
こいつ狂った回し方してんなぁ程度にお読みください。
もしこれが琴線に触れたらぼくと握手だ!


かつてのぼくは

フェンリルガアヌビモンというデッキを2度に渡り組み、
失敗判定を与えデッキストレージの奥に封印していました。
まずフェンリルガアヌビモンとはなんぞやという説明をしなければなりません。
BT4アヌビモンにとってトラッシュからデジモンを出すカードは打点として扱え、長らくBT2ナイトレイドというカードを愛用していました。

2コスト1打点と読む

このカードを基準として
EX3インペリアルドラモンファイターモードはナイトレイド2個分の力があったわけです。
その目線でみたフェンリルガモンはナイトレイド3個分
つまりファイターモードの1.5倍アヌビモンを強くできる! と当時の馬鹿は考えたわけです。
ファイターモードがうまく行ったのは、効果が消滅時であり、あとからアヌビモンを建てるのがそこまで困難ではなかったからであり、進化時に蘇生するフェンリルガモンはデッキ作成難易度が桁違いだったわけです。
アヌビモンを建ててから横にフェンリルガモンを建てようと思えば、

アヌビモン3コスト進化 -3
ルガモン登場、アヌビモン進化元で+2 -1
ルガルモン2コスト進化 -3
マインドリンク!
ソルガルモン3コスト進化 -6
SoC/魔獣型がトラッシュ登場、ソルガルモン進化元効果で+2 -4
フェンリルガモン4コスト進化 -8

フェンリルガアヌビモンの記憶

相手の2まで自分のターンにできるため、実質6必要です。
ですがこれは相当な上振れ。
育成にLv5
バトルエリアに永住瑛士
手札にアヌビモン、lv4、lv5、フェンリルガモン。
トラッシュにlv3が1枚、SoC/魔獣型が4枚。
でやっと成立しますし、進化元がうまくルガモン、ルガルモンでなければあとメモリーが4かかります。
実質12コストコンボ。
しかし決まれば、アヌビモン1体と4体が速攻、除去1回。アクティブ化2の最大7連アタックと、ワンショットとして申し分ないと考えた
まぁ決まる前に、手札にフェンリルガモン。
トラッシュは万全
メモリーは足りないからフェンリルガモンになって殴るか……
とあまりにもフェンリルガモンが強すぎ、アヌビモンになる理由が産み出せなかった使い手の責任により1回目の開発は凍結。

2回目の開発はBT16で九狼城の魔狼が登場したことによりアヌビモンに向かい風が吹いた!と判断し封印を解きました。

え、1コスト1打点?

これは試すしかないと。
しかし前回の二の舞にならないようにするにはどうすればいいか、
足りない頭で考えた結果、フェンリルガモンが抜けました
今日からお前はフェンリルガ抜きフェンリルガアヌビモン、いや、ソルガルアヌビモンだ!
なにを言ってるんだという感じですが、フェンリルガモンは最終的に入れ直しました。
なくてもアヌビモン主体の戦いができるのがソルガルアヌビモンの強みですが、同時期のアヌビモンデッキに比べ出力がいまいちに感じたため、再び眠りにつくことになりました。

時は現在へと戻り

ニューデジ広場やニューDD杯などを開催している新デジモンカード対戦/交流所というディスコードサーバーで雑談していると、
ふと、レオモンXをホウオウモンXにしちゃえば、リカバリーだしなんならその下のレオモンがEX5なら退化させてリカバリーじゃんという話の流れで、
んーじゃあ僕も仮組してみるかと組んでみました。

謎の仮組レシピ

レベルを下げてDPで除去するデッキ

Lv3 チェックマイナス1、退化、相手ターンまでDP-2000
LV4 退化、リカバリー、相手ターンまでDP-2000
Lv5 テイマーレストしたらDP-4000
これら効果から選んで組み合わせ作れて、場合によっては退化2してDP-4000、こちらはリカバリーして次いでにレオモン出しときますね
みたいなことをができ、だいぶ強いなと考えている中、ある1つの設計が頭をよぎりました。

その名は赤紫獣アヌビモン

フェンリルガアヌビモン改め……
フェンリルガホウオウアヌビモン、
いやソルガルホウオウアヌビモン
いやなげぇえええ赤紫獣アヌビモン!

思いついたらとりえずレシピ化して問題点をあげながら調整していきます。

試作1
X抗体系が枯れてるのを確認したので試作7

はい、結論からいうと全然ドローできず回らなかったので、
回しながら調整しました。

PF奪ってきた試作9 やっと勝負になり始めた

回り出せば、デッキ掘りきるまでいける感じになってきたため、このあたりで実践データを稼ぐことに

最終デッキレシピ

Lv4を考え直し、クラッカーファング増やした試作11

Lv4を潤滑優先かつ低レベル除去でドルガモン系とセトモンを採用。
ホウオウモンXから出せなくなるがドローができ除去が強いのでヘルガルモン2枚を旧ヘルガルモンに
サーチ範囲を拡大させるために、トレーニングとアリス1枚をアナログの少年に
アリスの役目は、アナログの少年によるメモリープラスと、セトモン進化時アタック時に移りました。
最適ではないですが、ほかの役割も持てるためです。

ルート解説

X抗体PFの入ったLv5からホウオウモンXに進化します。
進撃でアタックし、アタック終了時に、手札から特徴に「鳥」/「獣」含むDP11000以下の赤のデジモン。
つまりこのデッキにおいては魔「獣」型であるヘルガルモン、ソルガルモン、セトモン、ルガルモン、ルガモンが登場できます。
この時、進化元に「メモリーが相手側の1以上なら、メモリー+1。」があるならそれを先に処理しましょう。
この効果登場した場合、その誘発で別のメモリー+1が発生すれば、条件を逃す可能性があります。

できればBT16ヘルガルモン、妥協点としてセトモンあたりが出したい候補ですが、相手ターンになるのでこれは除去されたときの保険程度です。

消滅時ってターンに1回って書いてないですよ

次のターン、ホウオウモンXが無事ならばギミックの起動を始めます。
まずはカウンターを恐れずホウオウモンXでアタック。
このアタックが通ればギミック開始、通らなければ準備に戻る感じです。
通ったことを仮定し、Lv5を登場させます。
アリスを使用、もしくはセトモン進化時アタック時でホウオウモンXを消滅させてまたLv5を登場させます。
これでアヌビモン+Lv5、もしくはLv5が2体になります。
前ターンのLv5残ってたらその子でも大丈夫です。
どのルートであれLv5が2体、これでかつて諦めたロマン砲を放つ準備が終わりました。
あとはアヌビモン、フェンリルガモンの順で進化すれば、4速攻です。

とはいえそんな綺麗にいかないのが現実。
現実的に狙える小さく分割したコンボを紹介していきます。

コンボリスト

アヌビモン+フェンリルガモン

このデッキのコンセプトであるワンショットルートの1つ。
速攻4打点+アヌビモンなのでカウンターがなければ勝利をもぎ取れる出力があります。
まぁこのコンボはアヌビモンから立てる必要があり、どうやって実現するねん!? からこのデッキの作成と苦難は始まったわけです。始まりのコンボ。
ちなみにフェンリルガモン→アヌビモン→フェンリルガモンの順番で立てるとホウオウモンXなしでも案外うまくいく時はありますが、
その状況がすでに過剰打点でありフェンリルガモンでいいじゃん案件な可能性が高いのです。

アヌビモン+九狼城の魔狼

2回目のフェンリルガアヌビモンを組もうとしたコンセプト。
九狼城の魔狼設置分*1メモリーで出力が上がるアヌビモン。
1体ずつ呼べるので不測の事態にも対応しやすいのが良い半面、
フェンリルガコンボより折れやすく、巻き返しがしにくいのが弱点です。
出力も貯めた数に依存するのでサブウェポン程度に使用することに。

ヘルガルモン+アヌビモン

細いルートですが、一応紹介。
ヘルガルモンと、Lv5がいる時、アリス効果でヘルガルモンを消滅させながらアヌビモンに進化すれば、+1打点です。
上記、「アヌビモン+九狼城の魔狼」ルートを強化したりできる小技です。
このルートに入れる状態がまず自分の想定通りに動いてないんですが、
まぁバトルはなまものなので、予期してて損はないです。
アリスなくても消滅したら打点増えるから、未来見越してヘルガルモン出しとくが読めるだけでよい。

デクスドルガモン+ソルガルモン

新ソルガルモンはDP6000以下を焼いて焼けなかったらSoCを登場させる効果ですが意外とこれがうまくいきません。
そこでデクスドルガモンがドルガモンから進化してれば、0コストでLv4を焼けるので、効果不発を未然に防ぐことができます。

ホウオウモンX+セトモン

アリスがなかった時の保険、セルフ自爆要因です。
ホウオウモンXが消滅すれば連鎖的にいろんなトリガーを踏むので、DP13000除去+αが可能となります。
また、X抗体PFが入ってないホウオウモンXは微妙なので、やり直すときにも使えます。
セトモンに関してはホウオウモンXの効果で手札から出せるほか、魔獣型なのでフェンリルガモンから登場や、ラブラモンによる回収に対応してるのが偉いところです。

ホウオウモンX+BT16ヘルガルモン

ホウオウモンXを消滅させると、手札からBT16ヘルガルモンを登場させる。
それだけです。
が、仮にホウオウモンXを倒すためにメモリーを使ってくれたとする、仮にメモリーが自分側に帰ってきたとする。
するとどうでしょう、使いづらいヘルガルモン効果があら不思議、カウントダウン0で爆弾を押し付ける行為に早変わり。
すると相手はタイミングとして、自分のターン終了時効果でしかヘルガルモンに触れれず、消滅に巻き込まれてくれます。
ちなみにX抗体PFが入ってると、進化元を手札に戻してから消滅時解決だから手札になくても起動できます。

ドルガモン+BT16ヘルガルモン+永住瑛士

この3枚を使うことで、道連れブロッカー攻撃誘導を作れます。
上記コンボらとは違い、これは守りのコンボ。
こちらの行動がカウンターでつぶされた時に、Aceデジモンを潰し返す為の選択肢の1つです。
特にLv7ACE系はBT14ヘルガルモンでは届かない為、このデジモンが対処することになります。

全然使われてるところ見たことないけど、効果自体は盛られてる

回し方

順当フェンリルガモンでは、ヘルガルモンで回して、フェンリルガモンで、ディノビーモンやらウッコモンやらで打点増やすワンショット。
タケミカヅチはよく知りませんが、メモリーをがっつり使った上で相手側3に変更し+1して、借金系効果もびっくりな踏み倒しをします。
そのままアタックにいき、セキュリティを1枚破棄、連携で2枚割、アクティブになってさらにアタックでまたセキュリティを1枚破棄。
事前に1枚割っておけば(なんなら完全体で殴って置けばジョグレスでアクティブになれる)、進化時のDPマイナスもあって安全にトドメまで見えるショット系デッキです。
鳥デッキはホウオウモンXで進化元消滅時効果を発揮しまくって盾破棄と横展開するしぶとく打点変動の激しいデッキ。

ならばこのデッキは?
Lv4で動いて、Lv5で新旧ヘルガルモン相手盤面をかき乱す。
速いデッキではないので、盤面優位を取りながらホウオウモンXもしくは、トラッシュ進化フェンリルガモンを狙います。
直接フェンリルガモンに進化してフィニッシュを狙いに行かない理由は、それじゃあ死んだときの布石を撃てないからです。
なので動きはしぶといフェンリルガモン、いやしぶとい旧式BT4アヌビモンの動きです。

とにかくドローしたいので序盤は、育成から前に出るて進化していきます。
この時、X抗体PFは惜しみ無く使っていきます。
殴りながら進化するメリットをほぼ持たないため、育成はBT6ツノモンを採用しドロー加速に当ててドルガモン、ルガルモンへの進化時に手札破棄があるので、ここで増やせます。
あとは、自分の準備か相手に圧を掛けるよいな進化、新旧ヘルガルモンなどに成って返します。
1体目の役割は手札と盤面の整理なため、無理に殴りにいく必要はありません。
早くアヌビモンやフェンリルガモンになってもメリットが薄いのでなるならホウオウモンXか、完全体止まりがよいでしょう。
実は全世代で除去が撃てるため、時間稼ぎはできるタイプのデッキになります。
なお単純な消滅しかできないため、耐性持ちや対象範囲外のLv7に関してはうまいことコンボに嵌めるしかないので、ここはプレイングで解決するしかありません。
中盤からは上記コンボ群を駆使しながら戦っていき、アヌビモンワンショットが可能になった時、文字通りRushで畳み掛けて勝利を得る。
そんなデッキです。

不採用カード

思考の整理と共有のため、
元々入れてたり、入れるかを悩んだカードたちを紹介します。

BT15ティラノモン

2~4コストでサーチができ、破棄ができるデジモン。
素でブロッカーを持ってる為、相手のターンフェンリルガモンする場合や、
1体でも多く出してブロッカーを並べたい限界盤面で重宝します。
が、ホウオウモンXやアヌビモンなどを落とす要素の1つであり、進化時効果、進化元効果がないこと、
極めつけは鳥/獣を含まない為ホウオウモンXから出せない点がマイナスとなり抜けました。

ぜひ3体入れたかった

ちなみに抜いてからやっぱ登場即ブロッカーほぢぃぃぃってなりました。

BT14ソルガルモン

アリスとアヌビモンに関してとても相性のいいカード。
強化版BT5ブラックメガログラウモン。
BT4アヌビモン進化元優秀選手権金賞。
そんな彼ですが、今回はホウオウモンXへの進化ルートを優先し為、採用ならず。
アヌビモンとフェンリルガモンだけなら4枚採用安定でした。

見た目的にもアヌビモンに進化しても違和感なし

BT14ルガルモン

入れたかった……
アヌビモン、ホウオウモンX、フェンリルガモン全てに相性がよい進化元効果を持ち、誰からでも2コストで進化できるデジモンです。
またDPが6000の為、ルインモードに対して前に出ることが叶う。
が、それだけです。
それが偉いのですが、今回の構築と回し方では特にメモリーには困っておらず(クラッカーファング偉い)、
ホウオウモンXが序盤の究極体であり展開は完全体主体の為、DPが基本高くルインモード対抗の想定があまり有効でない。
赤を含まない為ホウオウモンXで出せず、他のLv4が優秀だったため抜けていきました。
進化時・登場時がなかったのも比較ポイント……

ほんとメモリー+1が欲しい

Pセーバードラモン

言わずとしれた超有能デジモン。
突進道連れで相手を撮れるのがえらく、ホウオウモンXから登場でき、
進化元効果も毎ターン反応できる!
が、やはり進化コスト3は重く、登場させても何もないのがマイナス。
とはいえ単純に登場して上にヘルガルモンが乗ると考えるとお得にも見える。
が、ルガルモンが抜けるようなほどLv4が激戦区だった為、敢え無く不採用に。

アヌビメルヴァから抜けて失業中

友情の慟哭

ホウオウモンXを回収できる手段。
とはいえ、ホウオウモンX以外はあまり困っていないため見送り。

なんでも回収!

リターンマッチだ!

たことも曰く、出力を2倍にするカード。
最強の上振れオプション。
このデッキにおいては、BT14ヘルガルモンはもちろん
ホウオウモンX、BT16ヘルガルモン、フェンリルガモンがアヌビモンの名の下に2倍の戦果を生み出すでしょう。
だがしかし枠がない。
交換枠としては、九狼城の魔狼ですが
あれはこのデッキでしか遊べず、リターンマッチだ!を駆使する遊び方は普段行っているため入れませんでした。
まぁ凄まじいコンボを組める反面事故が多発するカードだからなぁ

マイフェイバリットオプション!

クールボーイ

ドルガモン、デクスドルガモンをいれたことにより
メモリー+1とドローが可能になり、わりと採用に現実味を帯びたカード。
ホウオウモンXもX抗体PFも拾えるので非常に入れたいのですがアヌビモンが拾えません。
またドルガモンはトラッシュ進化の進化が使いたいため、あまり同レベル進化しなかったので、ぼくのプレイングと噛み合わない気もしましたため不採用に。

書いてることはめっちゃつよい

EX5アヌビモン

デジカプレイヤーが思い浮かべる方のアヌビモン。
ぼくのデッキをガチと殴り合えるまでブーストしてくれたパートナーの本気カード。
が、今回のデッキコンセプトはBT4の方なので、不採用。
起点としては最強クラスであり、このデッキで使えば手札消費は激しいものの、毎ターン、BT14ヘルガルモンでLv5以下、Lv6以下除去
更地ならBT16ヘルガルモンで相手ターン終了時に最もDPの低いデジモン消滅と盤石の布陣、なんならLv4を蘇生してこれだけ焼けばDP6000以下いないと踏んでソルガルモンに進化し、更にドロー加速と焼かれた時の保険を掛けれるあたり流石アヌビモンと言わざる得ません。
が、今回はBT4アヌビモンの領分であるデッキ、君の1枚刺しは強いが特化させたデッキには枠が足りないのだ……

BT4アヌビモンに免じてなにとぞ……きつくなったらホウオウモンXの枠に入ってくれ

終わりに

ここまでお付き合いありがとうございました。
約1年前、BT14フェンリルガモンが出た時からやりたかったことがやっとデッキとして纏まりました。
やっぱ、デッキの作り方はまず電波を受信します、じゃん。
まぁ電波を受信するには、知識とチャレンジだということで、
なにが自分のパートナーデジモンの強化になるか、わかんないものですねぇ

おまけの雑談コーナー

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