墓参り

件の彼の墓参りに行ってきた。所謂新盆というやつ。

この半年間怒涛だった。正直記憶がとぎれとぎれな期間もある。世界中の常識が変わる直前の出来事だったのだなと改めて感じた。

当たり前だけど今は過去になって流転するのだけど、いつまで経っても過去にならない出来事ってあるもので。それを今目の前でまざまざと見せつけられている。

人間の悩みの根源は大きく分けて2つだと思っていて過去と未来どちらかにしかなくて現在この瞬間について悩む人はまずいないと思うのだけど、過去から現在、未来まで同じ温度で続くであろう悲しみを見ているのはとても辛い。

どうしようもできない話ではあるけれど。

何だか物凄く未練を持って振られてしまった恋愛をしている感覚だ。かけがえのない人が全く理解できない理由で居なくなってしまうという字義だけを捉えればまぁ似たようなものなんだろうけど。

受け入れて否定をしないでこの先を見つめるしかないのだろうな。

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