悪い夢はいい夢

夢を覚えていることは少ないのですが、起きる間際にみていた夢を覚えていました。

せっかく覚えていたのに嫌な夢でした。
苦手な人が登場したからです。

最近その人のことを考えることが多くなり、夢にまで登場してしまったようです。
日中にその人が頭をよぎったり、苦いエピソードを回想していることがありました。
「あまり考えない方がいい」「もっと有効なことに意識を向けよう」と思い、「今考えていたこと取り消し!」と必死に思考から排除することを何度も繰り返していました。
よくもまあ、そのことを何度も考えるものだと、自分の思考経路にあきれててしまいます。

こんな感じで、無理矢理考えるのを止めたものだから、考えたかった私の精神が、夢で排出する手段に出たようです。

夢に出られた方がパンチは大きくて、モヤモヤが残りました。
例え、その人が私の隣で優しく微笑んでいてもです。嫌な態度ひとつなく、温厚だったとしてもです。
夢での私は、そんな態度の相手を前にして、不安そうに縮こまっていました。
全く受け入れていない訳です。
もし、夢での私の態度が相手と同じだったら、起きた時の気持ちは変わっていたかもしれません。

娘が幼い頃、「怖い夢をよく見るから寝るのが嫌だ」と言っていた時がありました。
知り合いに相談した際、「不安を排出しているから怖がることはない」と教えてもらいました。
腑に落ちる訳ではなかったのですが、それ以外の慰めを思いつかなかったので、娘にも「怖がることはないよ」と説明したことがありました。
あの時ピンときませんでしたが、今回みた夢がその通りの現象のようです。

私が知っている子育て論で、「その時やりたがっていることを思い切りやらせるのがいい」というのがありますが、子育てに限らず、考え事にも通用するようです。
その人のことを考えたいのなら、一度時間を取ってじっくり考え尽くしてみたらいいのかもしれません。
それで苦手がなくなるとは限りませんが、繰り返し考えてしまう自分自身への理解や共感、今まで見えてこなかった新たな発見を得ることもできそうです。

でも、少し怖いし、面倒です。
怖いからこそ、やる価値があるのでしょうが、大切な私の時間を好きなことに使いたいのに、自分と向き合う時間にするには覚悟も必要です。

悪い夢が教えてくれた、ちょっとしたきっかけですが、こんなに私のことを想ってくれる悪い夢は、「悪い夢」なんて呼んではいけないのかもしれません。

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☆らん☆

マーキュリーからの贈り物

妻として、母として、ひとりの人間として、日々の出来事や考えたことを綴ります。
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