私立理系大学生が「東京大学」の大学院に入って良かったこと3選

今まで2つほど簡単な院試についての説明記事を書きましたが、毛色を少し変えて随筆なテイストです。
今回は晴れて4月から「東京大学」の大学院生になった自分が、頑張って良かったなーって思った瞬間をピックアップしていきます。

ちなみに、3位からじゃなくて1位からいきます。

1位:家族に喜んでもらえる

圧倒的な一位。自分が好きなことをやるために頑張って、誰でも名前を知っている「東京大学」の大学院に通う。それだけで性根が曲がってない限りはとても嬉しいものです。
少なくとも自分の場合は、数ある親戚も早慶より上の大学とは無縁の世界ではありました(MARCHとかは居ますが)。なので親戚も親もみんな喜んでくれて、合格・入学をたくさんお祝いして貰いました。

合格が決まってから数ヶ月後に祖父が亡くなったのですが、その折にも祖父母が自分のことを友達に自慢して回っていたと後から聞いて「間に合って良かった」と少し思いました。子供の頃から「東京大学で勉強したい!」とか大言壮語をほざくクソガキでしたからね、自分。

2位:研究環境が最高すぎる

自分は理系なので、大学の持っている資金というのはそのまま研究のレベルに直結します。東京大学というのは、日本国内ではあらゆる分野のトップレベルが集まっている世界ですから、研究のレベルは必然的に跳ね上がります。
前の大学ではまったく見たこともない機械が山ほどあります。「こんな高性能な機械を研究室単位で持ってるんですか!?!?」って、本当に50回ぐらい思いました。

もちろん、出来ることが増えるだけではなく学べることも大きく増えます。実験機器の管理方法、ノウハウを研究室単位でどう共有するか、なんてことさえ環境が変われば大きな学びを得られる部分です。大抵、東京大学の理系研究室はそういう部分もしっかりしていますから是非そういう実務的なことも学んでいきたいです。

3位:変な自信が湧いてくる

別に自分自身は何も変わってないのに、変な「東大バフ」が心につきます。多分、防御力とスタミナが+20%ぐらいになってる。
ちょっとしんどい時でも「まぁ俺、東大院生だしいけるやろ」みたいな。東大の外に出ると変な自信が湧いてきます。

まぁ一方で東大にいると内部生連中の頭の良さにボッコボコにされて劣等感も感じるところまでがセットなのですが、やつらは4年前の入試と2年前の進振りを勝ち抜けた正真正銘の化け物たちなので正面からぶつからないようにしましょう(笑)。

あと人生設計もちょっと前向きになります。少なくとも理系で東大修士卒だったらあんまり就職に困ることないし。

結局、良いことしかない

正直、東大入って悪いことって何がある?って感じがします。まぁ世間一般では学歴ロンダと言えば学歴ロンダなんでそう言いたい連中も、心に後ろめたさを残す人もいるのは分かりますが。
別に言わせとけば良いのです。そんなのは。
ネットで学歴で騒いでる人間は直接絡んでくるわけでもないし、別にYouTuberとかインフルエンサーになるわけじゃなければ気にしなくていいです。
後ろ指刺されるのをマイナス面と捉えるなら、そんなの吹いて飛ぶぐらいのプラスがやまほど溢れているので。

ちなみに前の方の記事でも書きましたが、もし本当に「コスパ良く東大に入りたい」だけなら研究科・専攻選びはマジで真剣に考えましょう。面接でプレゼンさせられたり、筆記普通にバカ難しかったり、専攻によって試験内容は全然違うので……。

まぁ、書きたいことは大体書けたのでここらへんで終わりにします。もし大学院受験をしたい人がいたら、積極的に狙ってみましょう。それが自分の好きな分野なら、やって損はないと思います。

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