今なら、サラリーマンがスタートアップに転職すれば、大儲けできる理由

今、2つのバブルがやってきている。

一つは、スタートアップ投資バブルであり、
もう一つは、人材待遇バブルだ。

今、日本のスタートアップ界隈には、
過剰な資金が流れ込んでいる。

この過剰な資金のせいで、
スタートアップは、潤沢な資金を過剰に獲得しやすくなっている。

また、人材市場では、優秀な人材が不足しているため、
スタートアップ企業は、なかなか必要な人材を調達できずに、困っている。

これは、スタートアップにとって、死活問題だ。
なぜなら、スタートアップ企業は時間勝負なので、
良い人材が採用できるまで、何年でも待ち続けるということができないからだ。

彼らは、破格の待遇を提示してでも、
優秀な人材を素早く集めなければならないのだ。

このため、優秀な人材は、スタートアップ企業の足元を見ることができる。

かなり強気の条件を提示しても、
スタートアップ企業は、その条件を飲まざるを得ない状況にある。

これによって、待遇バブルが発生する。

この2つのバブルが掛け算されることにより、
有能な人材がスタートアップ企業に転職することで得られる、
期待金額が、かなりのバブルになっている。

スタートアップへの転職を狙うサラリーマンの選択肢は、2つある。

一つは、資金調達したスタートアップが、
調達した資金を使って、高待遇で優秀な人材を獲得するパターンだ。

この場合、サラリーマンは、スタートアップに転職することで、
高い年収、自由な勤務スタイル、大きな裁量権など、かなりの待遇アップをはかることができる。

しかも、たとえそのスタートアップが倒産しても、
リスクなんてほとんどない。
なぜなら、今後も優秀な人材は引く手あまたなので、
転職先に困ることはないからだ。

もう一つの選択肢は、
有望なスタートアップが、資金調達する前に、
そのスタートアップにジョインするパターンだ。

この場合、ジョインする条件として、自分もそのスタートアップに出資させてもらうように交渉できる。

創業者は、社員に株式を保有されることを嫌がるかもしれないが、
優秀な人材を素早く確保するためには、譲歩せざるを得ないケースも多いだろう。

そして、ひとたび資金調達してしまえば、
その調達した資金の中から、自分の給料を払ってもらえるようになる。
この給料を高めに設定する契約にしておけば、
出資した分など、すぐに取り返すことができる。

また、運良くその会社が成功すれば、数千万円~数億円ものキャピタルゲインを得ることもできる。

出資金額を大きくしすぎなければ、
たとえ、そのスタートアップが失敗したとしても、
大した痛手ではない。

また、人材市場は今後も逼迫し続ける見通しなので、
路頭に迷うというリスクもない。

こういう状況では、有能な人材は、
いろんなスタートアップに自分を売り込んで、
相見積もりを取りながら、強気で交渉することができる。

ここでのキモは、
どれだけ自分を売り込んで回る回数を増やせるかだ。

スタートアップの経営者たちは、忙しい。
優秀な人材は喉から手が出るほど欲しいが、
人材獲得に費やせる時間は、そんなに多くない。

だから、優秀な人材を口説けるチャンスもそれほど多くない。
このため、なんだかんだで、自分のところに売り込んできた人材の中から、
選んでしまいがちなのだ。

ということは、これは、営業したもん勝ちのゲームだということだ。
積極的に自分をスタートアップに売り込んで回った人材が、圧倒的に有利になるということだ。

このスタートアップ資金バブルは、いつまでも続くとは限らない。
バブっている、今がチャンスだ。

我こそは、という、腕に覚えのある優秀な人材は、
バブっている今のうちに、
スタートアップに自分を売り込む活動を始めてみてはいかがだろうか。

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