プレミアリーグ昇格に向けて戦うU-18を応援しよう

日曜日に行われたアウェイ金沢戦をもってファジアーノ岡山の2023シーズンは終了しました。

初めて「優勝」を目標と掲げて挑んだシーズンだっただけに、物足りなさを感じている方もいらっしゃるかもしれません。

そんなファジアーノ岡山ですが、トップチームのシーズンは終了したものの、U-18チームの戦いはまだ終わっていません。

・プリンスリーグ中国首位のU-18チーム

今年の夏にクラブユース選手権で初のベスト4進出の快挙を遂げたファジアーノ岡山U-18ですが、プリンスリーグ中国では最終節を残して首位に立っています。

プリンスリーグ中国 順位表(執筆時現在)

高円宮杯における最上位カテゴリーであるプレミアリーグの参入プレーオフへの出場は決めていますが、なんとしてもここで優勝を勝ち取りたいところ。

残る1戦の舞台はホームである政田サッカー場で11月25日13時30分キックオフにて開催されます。【11/22 8:30訂正:25日の玉野光南高校戦は政田サッカー場開催ですが、玉野光南のホーム扱いです】

「岡山を背負う若者たちが優勝を勝ち取る姿を見届けたい」という方も、「将来のファジ戦士を早い時期から注目しておきたい」という方も、「自分の応援でチームを勝たせたい」という方も、この機会にぜひU-18チームの戦いをご覧になってはいかがでしょうか?

・プレミアリーグ参入プレーオフ

そして、リーグ戦のあとは高円宮杯における最上位カテゴリーであるプレミアリーグへの挑戦が待っています。

広島県内の4会場にて12月8日・10日の2日間開催されるこのプレーオフは、全国9地域の成績上位の16チームを4つのブロックに分け、トーナメント形式の勝ち抜き戦を行い、勝ち抜いた各4チームが来季のプレミアリーグ参入の権利を得ることができます。

対戦相手や会場は全地域のリーグ戦が終了してから決定されますが、全国の強豪相手に勝ち抜くことが求められる、非常にタフな大会となります。

この大会を勝ち抜き、新たな景色を見れることを願っています。

・ユース世代の強化はクラブの未来の根幹となる

山陽新聞のインタビューで木村オーナーが語るには、「いずれはトップチームの3分の1や半分をアカデミー出身者にしたい」という想いをクラブは思っているようです。

残念ながら今年はU-18から直接トップチームに昇格する選手はいませんでした。ですが大学などで経験を積み育ったクラブに戻ってくるというサイクルがうまく回れば、クラブにとって非常に大きなプラスとなると思います。

来年からトップチームでプレーする現明治大学4年生の太田龍之介選手のように大学で非常に素晴らしい結果を残した選手が「再び岡山に帰ってプレーしたい」と思ってくれるようなクラブでありたいですね。

そのためにも、U-18チームが高いレベルの戦いで毎年着実に結果を残せるよう、チームがトップカテゴリーに昇格することも大切だと思います。

だからこそ、残り3試合の公式戦を全て勝ち、クラブの未来を開いていきたいですね。

試合には見に行けないという方も、この機会にU-18の試合結果にも注目してみてはいかがでしょうか。


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