見出し画像

見える音

衝動的にBlogに書き残した、MUTEK.JP2022 [A/Visions] Ryoji Ikeda - ultratronics [live set]の話。相変わらず拙い文章ですが、「めちゃくちゃLIVE感伝わりましたよ〜!」「オウテカ超えは凄い!」などなど、嬉しいリアクションが・・・。こちらこそ、有難うございました。

問題のBlogは・・・こちらです。

ここ数年、あっち系のことを学びつつ、連日参拝を続けていると、”目には見えないモノ”というキーワードと向き合うことが多くなっています。残念ながら私には、そんな”特殊能力”はありません。ですが・・・「ん?」と何かを感じる事は多々あります。でも、目には見えません。そもそも、人間が見えるモノなんて、たかが知れています。人間を軸に考えてしまうから・・・です。まさに視野が狭くなる・・・です。

音(音楽)も”目には見えないモノ”。でも、可視化することは出来ます。物質と音との間には固有振動数が存在します。それをダイレクトに知ったのは、神奈川県川崎市にある映画館、チネチッタの『LIVE ZOUND』のオープニングでした。

その後、こちらの動画を・・・。

これを『クラドニ図形』と言います。

クラドニ図形(Chladni figure)は、ドイツの物理学者エルンスト・クラドニの名にちなんだ図形であり、物体の固有振動の節を可視化する方法である。この図形は1680年7月8日、ロバート・フックによって見出された後、1787年にクラドニの著書に初めて記載された。金属・プラスチック・ガラス・ボウルなどにピンと張ったラップなどの平面にスピーカーなどで振動を与え音程を変えると、共鳴周波数において平面の強く振動する部分と、振動の節となり振動しない部分が生じる。ここへ例えば塩や砂などの粒体を撒くと、振動によって弾き飛ばされた粒体が節へ集まることで、幾何学的な模様が観察される。波長が短くなる(音が高くなる)ほど現れる幾何学模様の構造も細かいものになる。平面に用いる材料が均質でない場合はそれに応じて、現れる幾何学模様も影響を受ける。

wikiより

もちろん、水を使った可視化も面白いです。

先日の池田さんのライブは・・・音が見えたような気がします。おそらく、『クラドニ図形』の知識が頭に入っているから起きる錯覚だと思いますが・・・。兎に角・・・強烈でした。

目にばかり頼らず、五感、六感、七感を活用した生活方法が、今後・・・これからもっと大切になってくるのかな〜と、個人的には強く感じています。

知った時には既に終了していた池田さんの展覧会『"data.gram" at TARO NASU』。この動画を観ているだけでも、○感が、覚醒します。

A.Iがニンゲンを追い越し、それに気づかないニンゲンが多い今・・・様々なことを考えます。”A.Iとの共存”・・・。ニンゲンが”人間”に戻ること、進化や拡張することだけに捉われないでください。その答えは・・・”目には見えないモノ”にあると・・・。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?