レンズ

僕はカメラが好きです。
上手くはないしこだわりとかもないけど
瞬間を後世にまで伝えることができるって
素敵だなって思うから

景色を撮るのもポートレートを撮るのも好き
あ、撮られるのはあんまり得意じゃないから
不気味な笑みでカウンターするけど

あとレンズが好きです
外から見ると円柱に丸い透明のガラスが
貼り付いてるだけかもって思うですが

でも内部は複雑な構造になっていて
いかにも男心をくすぐるんですよね

高いけど

単焦点レンズ
ミクロレンズ
マクロレンズ

色んなレンズがあってファインダーを覗くとそれぞれ違った景色になるんですよ

高いけど！

ちょっと話がそれますが

大人になってから

小さい頃見えなかったものが

見えるようになった気がします

親の経営、複雑な恋愛、世界とか

でも逆に大人になってから

小さい頃見えてたものが

見えなくなってる気もしています

地面にいる小さなミミズ、単純な一目惚れ、
初めましてですぐに仲良くなる絆とか

小さい頃は小さな世界で出会う１つのものにしがみついていたけど

大人になるにつれて広い世界を俯瞰して物事を見て取捨選択するようになりました

成長なんですかね 退化なんですかね

愚直なんですかね 偏屈なんですかね

純粋なんですかね 不純なんですかね

そんな簡単な二字熟語たちだけでは
説明がつきませんねこれは

話を戻します

カメラには色んなレンズがありますね
どのレンズで見るのが正しいかなんてないと思います
（ある程度はあるとは思いますが）
色んなレンズがあるけれど

もともと自分に備わってるレンズもあるけれど

カメラレンズも目

結局同じだろうね

状況に応じて自分で付け替えて
近くで見たり
遠くで見たりして

決して１つの正解なんかもたずに

世界を見ればいいのかな。

まぁとりあえず目は大事にしてこ。

換えのきかない

オンリーワンのレンズなんで

と
僕は度が強いコンタクトを久しぶりに
洗浄液にいれた後に
このエッセイを書きました。

スベった。笑

プノンペニスト