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乗り鉄のちハイキング~奥武蔵(武蔵横手駅→高麗駅)

こんにちは。
自然の中を歩くのが好きです。そして、鉄道に乗ることも。
その両方を満たすことができるのがA駅から出発してB駅までのハイキングというもの。
ちょっとした山登りもできると尚いいですね。
鉄道に乗る、ハイキングする、場所によってはその後に温泉に入りビールなんてこともできて充実な一日になります。

さて、ゴールデンウィークのよく晴れた一日、それを実践するべく奥武蔵に行ってきました。

S-TRAINに乗って


まず目指すのはハイキングの起点となる西武池袋線の武蔵横手駅です。
渋谷駅からS-TRAIN(エストレイン)西武秩父行きに乗ります。
S-TRAINは土休日にみなとみらい線の元町・中華街駅から東急東横線、東京メトロ副都心線を経由し西武線に入って西武秩父まで直通する列車で西武秩父行きは朝の一本のみの設定です。
特急でもなく急行でもなくS-TRAINというもので全席指定で停まる駅は特急並みに少ないけど、車両は通勤形、だけど二人掛けのシートが並ぶというちょっと不思議な電車です。
西武線の池袋から特急ラビューという快適な設備の電車が出ているためかS-TRAINは空いていることが多いようですが、この日はGWということもあり席は結構埋まっていました。
私にとっては自宅から池袋より渋谷に出る方が便利なのでありがたい存在です。

吊り革もある通勤電車ですが座席は二人掛け。S-TRAINではないときはロングシートになります。
S-TRAINに使われる西武の車両

渋谷駅から約1時間、8時38分に飯能駅に到着。この駅で各駅停車に乗り換え3駅進み武蔵横手駅に到着しました。
武蔵横手駅は駅で山羊を飼っていてホームや停車している電車の車窓から見ることができるのですがこの日は不在でした。
GWのためお休みでしょうか?

「やぎの家」がある武蔵横手駅

新緑の中、低山縦走ハイキング

さて、ここからはハイキングとまいりましょう。
武蔵横手駅を出て車道を渡るとすぐに緑に囲まれた静かな道に入ります。
鳥のさえずりと小川のせせらぎの音が何とも心地よいですね。

新緑がきれいです

30分歩いて最初のチェックポイント、五常の滝に到着しました。
入山料200円が必要とのこと。
随分と前に一度訪れたことがあるのですが、その時は何もなく入れた記憶があります。
道などが何か新しく整備された感じなので有料化は最近なのでしょうか。
まぁ、せっかくなので200円払って入ります。

五常の滝
パンフレットと一人一つずつサービスということで「ししゆず」と「たかな」をもらいました
施設をみても真新しさを感じます。

土日祝日しか見られない五常の滝を後にし、段々と勾配がきつくなる道を進みます。
90分程で、最初の山頂である物見山に到着です。

大きなタケノコが300円。魅力的でしたがさすがに持ち歩くのに重そうなので断念しました。
物見山山頂 眺望は開けてないので物は見えません
大分登ってきた感があります

次なる山頂高指山に30分程で到着。日差しを遮るものがなくお弁当を食べるのには適さない感じでしたので、次の日和田山を目指して歩を進めます。

高指山山頂

もうすぐ日和田山というところでキツい登りが。一駅間を歩くハイキングとはいえ油断できません。
息を切らして登りきった山頂からは素晴らしい眺めが。GWのためか人が多かったですがここでランチにします。

ここを登りきれば日和田山山頂
日和田山山頂からの眺め
日和田山山頂

日和田山山頂からゴールの高麗駅までは約45分。余裕を持って帰りの飯能駅から池袋駅までの西武線特急ラビューの指定席をチケットレスで予約していたのですが順調に来たので予定の一本前の特急に間に合いそうです。
山頂のランチ休憩を終え、出発前にスマホで予約変更。山頂で帰りの特急券の変更ができるとは便利な時代になったものです。

もう一つのビュースポットである金比羅神社を通り高麗駅に向かいます。

金比羅神社からの眺め

武蔵横手駅から小さな山を縦走し約3時間半、9kmのコースを歩き無事高麗駅に到着しました。

高麗駅 朝鮮半島の魔除け「将軍標(チャンスン)」が駅のシンボル。高麗という駅名も高句麗に由来するものだそう。

高麗駅から2駅、飯能駅から特急ラビューで帰路につきます。
この日はGWでしたので混雑を避けるためそのまま帰りましたが、温泉などに寄ってからゆっくり帰るのも楽しいと思います。

見た目も中身もすごい特急ラビュー 快適です

駅から駅へのハイキングはバスの時間も心配しなくて良いですし、ハイキング自体はお金がかからない(今回は200円かかりましたが)うえに自然の中で食べるおにぎりは最高の味がします。リーズナブルに楽しめ心地よい疲労感が残ります。
行き帰りの電車も予め指定席を確保するなど快適に過ごせるよう工夫すればより楽しめます。
今回歩いたコースについての詳細はこちら。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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