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INSCRYPTION、序盤の攻略について

INSCRYPTION、やりました?

インディーズゲーム業界で話題になっている(なった?)INSCRYPTIONというゲーム。
皆さん、プレイしました?
The・任天堂っ子の担当は、高画質ゲー、洋ゲーを全くやって来なかったんですが、最近XBOX GAME PASSに加入して、PCで色々インストールしてはアンインストールを繰り返しています。(ほとんど、ちょっと触ってはやめてしまう)

しかしこの行程で色々触れる事で、洋ゲー、インディーズゲーに対してのハードルが下がってきました。
ゲーパス外のゲームなのでコストがかかるわけですが、あまりに各所で話題になっているので購入してみました。

未プレイの方は一度、是非やってみて欲しい。
(Steamは、「購入から2週間以内で、使用時間が2時間未満」であれば返金可能なので、お試しで合うか合わないかやってみてもらっても、と思います)

ややマニアックな系統のゲームな気もするので、あまりにライトユーザーだと面食らうかもなのですが。

・カードゲー(リアルでも、ゲーム内でも)が好きな人
・映画とか好きな人
・難易度低めなので、ゲーム好きならライトユーザーの人でも

辺りに当てはまる人はやってみて欲しい……。
早くSwitchに移植来ないかな(ライトユーザーがやりやすいから)。
(おそらくUNDERTALEとかすきな人は楽しめるんじゃないでしょうか(担当はUNDERTALEはあまり刺さらなかったんですが))

ただ、全く前情報ナシで、何も情報を収集せずにやって欲しいです。
珍しく攻略サイトを見ないまま試行錯誤したので、割と自分的には苦労しました。(時間的には大してかかってないけど)
10~15時間程度でクリアできるゲームだと思います。
カードゲームに慣れてないともうちょいかかるかも?

なので、未プレイの方は、ここから下の部分は読まない事を推奨します。

そしてこのエントリは、
「ライトユーザーなんだけど、カードゲーム自体あまりやった事なくて上手く進められない」
という方のために、同じくカードゲーム苦手な担当からの、緩いアドバイス記事になります。
ちょっと頑張って、進めてみよう。


INSCRYPTIONってそもそも何?

ここから先の部分はなるべく読まずにプレイしてみて下さい、なんですが、それでもどんなゲームか良く分からん事には、という方のために軽く紹介。

この記事、分かりやすいです。
ただ、後半は多分にネタバレを含むので、冒頭だけ読んでみるくらいが良いと思います……。

どうしてもこのゲーム、記事のタイトルで色々分かってしまうんですが……。
この辺りの記事も触りとしては分かりやすい気が。

自分としては、「くっそ面白いからやってみて!」というレベルまで煮えたぎっているわけではないのですが、「新しい体験、年末年始のお休みにどうですか?」という感じです。
体験として、面白いと思います。
どうも歳を取ってからゲームの序盤が辛くて進める事がなかなかできないという事が多く、結局このゲームも数度の中断を挟みながらクリアしました。
しかしクリアしてみて、「良くできてんなぁ……」と感心。
改めて攻略サイトとかをクリア後に読んでみて(封印してたので)、2周目をやりたくなってきました。


序盤を上手く進められない人向けのお話

こっから、「先に進めたいんだけど上手く勝てない」という、カードゲーム初心者(?)の方など向けに、ゆる~く勝ちへの筋道を。
基本、ネタバレはあんまりないと思うんですが、なるべく情報を入れない方が面白いゲームだと思います。
カードゲームに慣れてない人は、もうひと踏ん張り頑張ってみて! という感じのお話。


守るより殴る


自分自身は「Slay the Spire」というローグライクカードゲームをちょろっとプレイしているのですが(30~40時間くらい?サイレントで10回程度クリア、アイアンクラッドで2~3回クリア、ぐらいのライトユーザー。アセンションは全くやってない)、世の中にある「良く出来たカードゲーム」と違って、このINSCRYPTIONのカードゲームはやや緩めです。
難易度を下げて先に進ませ、「体験を与える」事を目的にしたゲームに思えます。
あとそこそこ触ったローグライク系はDead Cellsぐらいなんですが、「Slay the Spire」を含めこのタイプのゲームは「自分の体力を回復できない」のが基本で、つい守っちゃうんですよね。
でもINSCRYPTIONは、

・攻撃分の重りを天秤に乗せる。5つ分振り切ってしまった方が負け。(ダメージを相手より+5余計に食らうと負け)
・つまり、2食らっても、2ダメージを与えれば帳消し。
・1バトル終わると、天秤はフラットに戻る。(実質体力が回復する)

ので、守る必要性が薄いんです(という事に、クリアしてから気付いた)。
攻撃力2の敵カードが出ていたら前に手持ちの攻撃カードを置いて潰すか、壁にして本体を守っていたんですが(2のダメージを防ぐ)、敵カードを無視して敵本体に2ダメージでもいいんですよね。
何なら敵カードを攻撃してそいつをどけちゃうと、そこに次のカードが来るので常に新しい状況に対応する必要がある(そのやり方で最後まで頑張った)。


二又、三又攻撃は最優先で取る


特に補足情報もないぐらいの事なんですが、最初のうちは有効性が分かんないんですよね。
単純に攻撃力が2倍、3倍になるので強いです。
攻撃力アップイベントとかに遭遇すると、実質の効果も2倍、3倍。
攻撃力2の三又攻撃カードは、前に壁がなければ1ターンで敵本体に6のダメージを与えられるのでこの1ターンで勝てます。
基本はこの、「強いカードを作り」「いかにそれを引くか」、が多分INSCRYPTIONの基本。
一般的にカードゲームは、「複数カードのシナジー」を軸に戦うものなんですが、INSCRYPTIONはそういう感じがかなり薄いです。
「Slay the Spire」だと、「ブロック値が上がるというバフカードを使う(色々ある)」→「ブロック値を上げる手段をリピートできるバフカードを使う」→「ブロック値をガンガン上げる」→「ブロック値分のダメージを相手に与えるカードを使う(とどめ)」、みたいな感じで、コンボの順番がありこれを順に引かないといけません。
INSCRYPTIONは、攻撃力5のカードを最初に引いて更にそれを出す事ができるなら一発で終わります。
大抵のカードゲームは、「一発で終わる」カードは存在しません。ゲームが破綻するので。
でもINSCRYPTIONは、それを狙っていくゲーム。


飛行も多分強い


多分、とつけているのは、自分は使わなかったから。
上でも書いたように守り重視で戦っていたので、「目の前の敵カードを倒せない」飛行系のカードは「驚異を排除出来ないカード」と認識して使わないようにしていました。
でも上の2で書いたのと同じ理由で、目の前の敵カードを倒すよりも飛行系で敵カードを無視して本体を殴ってしまう方が早い気がします。
ただやはり「次で詰んでしまう」というような驚異となる敵カードを取り除けないため、こりゃヤバい、という状況も起こりうるかと思います。
アイテムの扇を持っていれば、一発逆転も可能。(ペンチ&ナイフと同じく、ボス戦の切り札)


カードを増やし過ぎない


多分、カードゲームの基本。
大事なカードが手元に来なくなるので、強いカードを作れて全体のバランスが取れたらカードをなるべく増やさない。
強いカード、レアなカードが出た時も、自分のデッキにこれ以上必要なものではない場合は、スルーする勇気。大事。

カード合体(印を他のカードに移す)イベントは特に優先度が高く、カードが強くなる&枚数を減らせる。ので、なるべく踏みに行く。
アイテムを貰えるリュックマークのイベントは、アイテム3種持ってると運搬ネズミをくれるけどこれがダブって来ると邪魔なのであんまり増やさない。(もちろん、なくても良い)
数値強化できる焚き火のマスで、いらないカードを焼き切るつもりで連打してみるのもいいかも。(4回まで強化可能だったかな?2回までは割といける。たまに焼かれると泣ける)

トーテム、意外に強い


木彫師のお婆ちゃんのマスで組める、変なトーテムポール。
最初意味が分からないままプレイしていたんですが、リスの頭に何かの印をつけるのが自分的にはお気に入り。
攻略サイトで、「有用性低い」みたいな評価もあったんですが使い方次第。
リスはいつでも引けるので、リスに確定で印をつけられるのは個人的にはお気に入り。
・死んでも手元に戻る
・生贄にしても死なない
・コスト3手に入る
辺りをリスにつけられるとめちゃ強い。(セットで強いカードも持ってないとだけど)
この辺をつけられない時でも、マイティリープとか悪臭とかつけるだけでも大分違うと思います。

ボス戦で困ってる人は


ボスはもう初見殺しなので最初はやられて泣くしかないんですが(それも体験)。

こちらの記事が分かりやすいです(初めからここを見れば良いんじゃ……)。
ただ、割と数回試行錯誤すれば何とかなるとは思います。
攻略サイトマニアの担当が見ないまま、そこそこ自力で何とかなったので。


最後に

カードゲーム、ローグライクゲーム、ってマニアックな感じがあってなかなか入りにくいジャンルだと思うんですが、是非一度やってみて欲しいです。
やっぱりSwitchに出るとやりやすくなるんじゃないかな。
なかなかライトユーザーがPCでSteam使ってゲーム買うってところまでやらないですよね。

でも、情報があちこち出る前に是非是非。

あんまり煽るといざやってみた時に、
「ん?こんなもんか?」
とも感じがちなので難しいんですけど。

あと、ホラー感をかなり感じる見た目ですが、全然怖くはないです。
演出として、こういう感じになっています。


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