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レイデオロ産駒分析 〜レイデラルース 重賞挑戦への道〜

 出資馬レイデラルースが先日中山2000mの1勝クラス葉牡丹賞に出走しました。ここを勝てばホープフルS出走も視野に入ってくる大事な一戦ということもあり、見守る側としてもかなり緊張していました。
 スタートを決めて外の2番手につけると、前半1000mを61.7のスローペースでレースは展開。3~4コーナーで先頭を捕まえに行くロングスパートで残り150mくらいの地点で一旦先頭に躍り出ましたが、断然人気のトロヴァトーレに差し切られ、さらに人気薄のマイネルフランツに差され3着となりました。
 ただ、レースぶりそのものは安定していて、新馬戦の大敗からは想像もつかない成長を見せていると思います。少し距離が長い可能性があるので仕掛けどころを変えるか、距離を短縮するかが必要になるのでしょうか。と、考えていたら次走も中山2000mを使うようで、自己条件or京成杯に向かう予定とのこと。ここの結果次第で芝orダート、どちらの3冠レースに向かうか決めるみたいです。ダートも走れそうという意味でキンカメ系のレイデオロ産駒を選んだので選択肢が複数あるというのは自分としても狙い通りですが、出来れば芝を走って欲しいというのが本音ですね。
 新種牡馬のレイデオロ産駒を一口で持っているということもあり、レイデオロ産駒の成績は常に気にしているのですが、現状非常に特徴のある成績になっています。

まず1つ目に牝馬が全く走っていません。全部で34回走って0-2-1-31。単勝回収率はもちろん0%、複勝回収率も21%と非常に低くなっています。
距離は長ければ長い方が良さそう。1600mでも走っていないこともないですが1800m以上の方が安定しています。ちなみに牝馬は目標としているであろう1600mでは全て馬券外で、1800m以上でかろうじて馬券になっています。
芝・ダートはやはりどちらでも可。そしてここでもやはり距離が長い方がベター。1800m戦だと50%の割合で馬券になっています。

脚質は圧倒的に逃げ。競馬全体で考えても逃げの成績が一番いいのは当たり前ですが、それ以上に好成績を残しています。これは前進気勢が強く抑えが効かないということの裏返しかもしれませんが…。

騎手はやはりその気性難をがっちり抑えられそうなイメージの川田Jが着度数はトップ。次いでレイデラルースの主戦北村宏Jが続いています。数字で見てみるとベテランが上に来ている傾向が少し見えるかもしれません。

トータルすると

レイデオロ産駒の馬券的狙い目
●1800m以上
●牝馬は軽視
●騎手はベテランor豪腕で抑え込むタイプ

こんな感じでしょうか。これが新馬戦に活きてくるといいですね。

余談ですが、12/4に導入されたパチスロの新台。自分は結局「ラブ嬢3」に本命を打って攻略する方法を模索していますが、そもそも台数が少なすぎて台に座るのもままならない状態。先週書いた通り「満席の台に注目」その通りになったわけですが、実際に身銭を切らないと何も分からないので、攻略するためのポイント等はもう少しお待ちください。

【今週の推定設定6】
12月9日 中山11R 9デコラシオン

前走の秋風Sはハンデ頭ながら、ハイペースを先行して5着に残る強い競馬。3勝Cの定量戦を走ったのは3走前の江ノ島Sだけで前半1000m62.4という超スローの流れで脚を余しての4着。江ノ島S組からは次走7/14頭が馬券内に来ていてかなりハイレベルだった。鞍上戸崎J(3戦して2回馬券内)に戻るのも好感が持てる。

前走の倍、単勝10倍貰えるなら設定6でしょう。

赤坂テンパイ
パチスロライター。勝負にこだわった店選び、立ち回りを披露する“ガチ系”。勝ち負けをズバッと言い切るトークが持ち味。「狭く深く」が信条で一度ハマったギャンブルはとことんやりつくす。著書に『赤テン 巻一』『勝負師の一打~赤坂テンパイの流儀~』(原案・取材協力)。
X(旧ツイッター) @genkiakasaka

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