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距離延長ローテのねらい方を覚えて回収率を底上げ②

馬券ファンは目の前の全てのレースに賭けたいものであるという前提のもと、「全レース購入して回収率100%超えを達成する」ために開発された予想理論『レース質マトリックス』。
その考案者である立川優馬さんが、レース質(=どのようなレースになるか)をもとに、回収率を底上げする方法を伝授してくれます。
今回のテーマは前回に引き続き「距離延長」。今回、より狙える「延長馬」のパターンとは?


●今回のポイント

〇距離延長ローテは当該距離以上に好走経験がある馬や、前走上がり上位→今回位置が取れる馬がねらいの基本
〇前走差し→今回延長で逃げることができる馬が穴パターン
〇時計や上がりが掛かる馬場での距離延長ローテ、特に前走先行馬は不利になりやすい

●複数いる距離延長馬の取捨選択

 先週の注目馬こそ人気のコンクシェルが勝っただけでしたが、小倉芝1800mは新馬戦を除くと4レースあり、馬券に絡んだ12頭中9頭が距離延長ローテ。土曜3Rの延長ワンツースリー決着、土曜8Rのワンスリー決着など、分かりやすいレースが多かったですね。今回は1レースに複数いる距離延長ローテの馬の取捨について解説していきます。

 距離延長ローテが決まるレース質で、出走馬に複数いる延長馬から買う馬を選ぶ際には、以下のような点に注目をします。

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