【事例あり】ショッピング広告の無料枠と有料枠で絶対パラメーターは分けるべきって話【ニッチな話】
タイトル通りのことを、事例を用いて結果と考察を記載していく。
▼この話を読んで欲しい人
・中古品通販(カード)を運営している方
・そのほか高額商品(であり、ショッピング広告でCVが取れている)の通販を運営している方
▼前置き(そんなことは知っている。という人は飛ばしてください)
そもそも、ショッピング広告自体はマーチャントセンターを開設し、データフィードを連携すれば無料枠に出すことができる。
出せる枠は以下のヘルプを見てほしい。
▼パラメーターの分け方
linkまたはmobile linkカラムには無料リスティングのパラメーターを設定する。(例:campaign=free、など)広告用のパラメーターはads_redirectカラムを設定してそこに設定する。(例:campaign=pla、など)
▼検証と結果(全て数字は丸めております)
検証①:カードの中古販売のアカウントで、無料枠と有料枠でパラメーターを分けて計測を開始。有料枠以上に無料枠の方が成果が良かった。成果は数字はかなり丸めているが、以下のような結果となった。
考察①:中古通販=1点もの、なため、在庫にかなり限りがある。機会を逃せば買えない商品。見ている人はショッピングタブをかなりの頻度で見ているのではないか。と考えられる。
検証②:他のアカウントでも同じ結果が得られる可能性を確かめるべく、業務用製品の通販でも同じことをやってみた。こちらのアカウントでは、以下の結果となった。
考察②:商品ジャンルによって、ショッピングタブは見られる、見られないにかなり差があるのではないか。
※また、補足となるが今回の検証②の業務用通販サイトに関しては、ショッピング広告は一般検索と同じぐらいのCPAなため、ショッピング広告との相性がそんなに良いタイプの通販サイトではない。
結論:1点ものの商品を扱うタイプの通販サイトは無料リスティング枠からもかなりの獲得がある可能性がある。パラメーターを無料枠に設定しなければ無料枠からの流入はgoogle / organicに分類されるため、よりちゃんと効果検証するために無料リスティングにパラメーターを振ってGAを見ていく価値はありそう。
仮説:1点ものだけでなく、高額帯商品などショッピングタブが見られてそうな商品は無料枠からの獲得も多いかもしれない。
このnoteでは、変態運用者が体験した変態が好きそうな話を、事例を元に紹介していければと思う。引き続きよろしくお願いします。
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