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125ccのバイクで日本一周【53日目】 青森県弘前市

残念な雨な1日です。この日は移動が難しい。散々悩んだが答えは出ないので、とりあえずカッパ着て出発することにする。

まずは、五所川原市の「立佞武多の館」だ。これは見ておかないと。

弘前から雨に降られながら小一時間。静かな街並みの中に突然現れたデッカい建物。ここはまあ、本当に素晴らしかった。


デカいデカい凄い、大迫力。こんなに大きかったんだな立佞武多。格好良いぜ。高さは約23mもあるそうだ。ガンダムよりデカいぜ。これを上から下から観れるってのは大サービスだな。興奮して写真を撮りまくりましたよ。


製作中のも観れた。基本、大型ねぷたは3体見れるが、毎年新規に1体作るので古いやつから解体されるそうな。なるほど。


いやいや、凄いものを見れました。大満足だよ。雨の中でも来た甲斐あったよ。しかしあれだ、折角なら実際のまつり本番が見たいな。これが出陣して、街中を練り動くところが見たい。非常に見たい。いつか来る。

さて、この日は忙しいので五所川原堪能の後はすぐ南下します。お岩木山へ向かい走ります。雨が激しくなって来ましたが気にしません。なんだか北海道より温かい気がするしね。

道中、日本一長い三連太鼓橋「鶴の舞橋」も見学する。夕焼け時には湖に映えるオレンジの美しいグラデーションと、大橋のコンビネーションが実に見事なのだそうだが、雨の中見る津軽富士見湖は寂しさ満載だ。

鶴の舞橋


休憩所で少々休憩。雨に濡れた体とバイクを拭き、再び南下する。向かうは創建1,200余年、山岳信仰のパワースポット「岩木山神社」だ。弘前に来たからにはご挨拶せねば。

しばらく走っていると雨が止み始めた。アリガタイ。

岩木山神社


静かで自然に囲まれた実に趣のある境内だ。何だか歴史の質量を感じさせる境内だ。本来なら鳥居の中から岩木山の山頂部分が拝めるのだそうだが、この日は残念。しかし重文だらけの建造物が実に見事だ。味のある石畳も良かった。雪が積もるとまた雰囲気が変わるのでしょうな。満足。

さて、ここからだ。ここからの行程で非常に悩んだ。
つまり、今日「白神山地」に行くのかどうかでだ。

朝から雨だったし、移動にもう少し時間がかかると思っていたんだが、想定以上に順調に進めてしまった。

だが、あまり調べてなかったし現地でどれくらい時間がかかるが分からないので、どうしたものかと7分悩むが、結局行くことにする。やはりノリが大切。明日の行程も変更だ。了解。

まずは「白神山地ビジターセンター」で情報収集。なるほど、散策・登山と色々なコースがあるのですな。7分悩むが、雨上がりだし一番カジュアル散策な「世界遺産の径 ブナ林散策道」へ行くことする。

センターを出て、美しい自然を堪能しながら南下すること30分。センターハウスに到着すると、結構人がいましたね。流石は世界遺産、雨上がりでも皆へっちゃらですか。こちらも身支度をしっかりと整え、散策道へと向かう。

「ブナ林散策道」入口


緩い上り坂を進み「ブナ林」の中を歩いて行く。足元が悪いので注意しながら進む。しかし美しい景色だ。ところどころに標識が立っているので迷うことはないが、結構入り組んでいる散策道だった。


手付かずの自然ってのは、やはり迫力があります。少し緊張しながら登って降りて、写真を撮って、ゆっくり歩いて。およそ1時間くらいで一周出来ましたかね。ほんの一部だが、大自然白神を堪能出来ましたよ。結構疲れましたね。カジュアルコースにしておいて良かった。

この日は再び弘前に戻り一泊。予想通りハードな1日となりました。楽しかったけどね。

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