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125ccのバイクで日本一周【89日目】 フェリー内〜鹿児島県鹿屋市

うん、前回よりは割と眠れましたが、それでもキツいねフェリー泊。やはり一度気になるとどうしても揺れが睡眠の邪魔をしてくれますよ。

前回同様、多少の寝不足で到着しました鹿児島港。お久しぶりです。

いよいよこの旅も終盤戦に入りました。南の端へは行ったので、後は北上し今度は東へ東へと進むわけですが、気持ち的には復路ですよ。俺、なんとかここまで来たぜ。

鹿児島港


さて、本日まず目指すは日本本土最南端の「佐多岬」。いよいよです。

折角、奄美からフェリーで鹿児島迄戻ったのに、また別のフェリーに乗り換え、鹿児島湾を横切り大隅半島へ渡り、しかも70kmも南下するという頭の悪いルートを走ります。北上はどうした俺。

まあしかし、天気も良いし道も良い。走っていてとても気持ちが良いから、いろいろ良しとする。これぞ旅。

気づいたら2時間足らずで到着した。 かなり遠いかと思ったが、結構あっという間だったな。ここが佐多岬ですか、そうですか。これでなんとか無事「本土4極」を走破しましたよ。

佐田岬
佐田岬
佐多岬のガジュマル


エントランスからトンネルを歩いて抜け、展望台へ向かう。なるほど見事な景色がお出迎えだ。確かに素晴らしい。


ここ佐多岬は全体的にとても整備されていて綺麗だった。行きやすく見やすい。施設も整っていて観光地として素晴らしい。非常に満足だ。

さて、これで俺は「日本本土四極踏破」という旅の目標の一つをクリアしたわけだが、不思議と割と気持ちは冷静だ。

うん、この国には他にも色々「極み」があるのでね。その中の一つのイベントをクリアしただけという感想になりましたな。まだ旅は続きますよ。

そして、この日はもう一箇所行きます。行きたいところがあるのです。来た道をまんま戻って北上し、向かうは「雄川の滝」。ここも西郷どんで有名なりましたね。 

雄川の滝遊歩道

この滝に向かう最中「この先離合困難」という看板をやたら見かけた。初めて聞いた言葉だったな。

到着後、駐輪場にバイクを停めそこから遊歩道を片道1.2kmひたすら歩く。ただ、ここもかなり整備されてて歩きやすかった。道中の景色も素晴らしい。今回、つくづくNHKの強さを思い知ったな。地方にとっては五輪より大河だな。


そして、遂にあの滝がドンと現れる。凄い迫力にちょっと笑う。


ああ、ここだ、この滝ですよ。テレビでさんざん見ましたよ。やっと生で見れました。断崖の幅は60m、そして落差は46m。いやいや面白い造形ですね。そして滝の音が気持ち良い。ずうっと見ていられますよ。

ああ、ここでキャンプとかしたい。これが癒しというものですか。マイナスイオンとかなんとか波とかが揺らいでいるのですかね。2日くらい過ごしたい心持ちですよ。

とは言え、この日は鹿屋市に宿を取っているので、そろそろ出発せねば。陽が暮れる前に先に進むぜ。

そういや、気づいたら普通に旅モードに戻っていました俺。

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