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データセンタースイッチの選び方:10G/25G/40G/100G/400G

 様々なネットワーク機器やデバイスを抱え込むデータセンターにおいて、あらゆる機器を統合して管理・制御する機能を備える新たな装置の普及はじわじわと進んでいます。それは超高速通信・低遅延をサポートしたデータセンタースイッチです。
 従来のネットワーク3階層モデルとは違い、データセンタースイッチはストレージ機器、レイヤ2スイッチなどの通信を統一して、ネットワーク内のトラフィックを効率的に管理・監視することが可能です。

N5860-48SC|L3スイッチ(48x10Gb SFP+、8x100Gb QSFP28アップリンク付き)

データセンターとは

 リーフ&スパインアーキテクチャ(ネットワーク構成の一つ)において、トラフィックのフローは概ね南北(クライアントとサーバー間)東西(サーバー同士間)の二つに分けられます。
 データセンターとは、上記のトラフィックの二つのフローをうまく処理し、トラフィックのパスを監視・管理・制御する機能を持つ機器です。

  • トラフィックのフローを処理(南北と東西のトラフィック)

  • ToRやEoRを構成するスイッチングハブ

  • LANやSANのネットワーク構成に必要とされる

  • 統合的なOS・ソフトウェアでネットワークを管理できる

  • アプリケーションに応じた高い拡張性・柔軟性


データセンタースイッチに取り替える必要性

 これからのトラフィック急増、事業拡大、老朽化などに備え、データセンタースイッチの導入は不可欠だと考えられます。

LANとSANを統合した柔軟性

 従来のLANの機能を拡張して転送速度もトラフィック量も高い環境下の管理を実現したDCB(データセンターブリッジング)により、データセンタースイッチはLANとSANを統合的に管理できます。同じくIPネットワーク上のプロトコルを採用したSANとLANの統合はコスト削減、作業効率の向上などにも繋がります。

ネットワーク仮想化(NV)に見合う通信速度

 10GbEだけでは膨大なトラフィック量・低遅延に対応できなくなる現在、高い転送速度をサポートしたデータセンタースイッチは10GbE、40GbE、100GbE、ないしは400GbEの超高速通信を賄えます。

東西フロー、トラフィック急増の対策

 仮想化技術の利活用に伴い、サーバ間の相互通信の著しい増加を背景に、トラフィックのボトルネットを打ち破るデータセンタースイッチが必要とされます。


データセンタースイッチの選びポイント

  1. ポート数、転送速度およぶスループッ
    将来の拡張性を見据えた上で、10G/25G/40G/100G/400Gポート搭載のスイッチを選び、SNMP、QoSなどの通信技術サポート対応も必要です。

  2. ToRそれともEoRラック配線を決める
    * ToRのメリット:
    ケーブルマネジメントがシンプルで、コストが低くなります。
    ラックごとのアップグレードや変更が容易です。
    * EoRのメリット:
    管理するスイッチの数が少ない。
    集約するためのポート数が少ない。

  3. ベンダーで選ぶ
    優れたアフターサービス、技術サポート、品質保証を提供してくれるメーカーなら、サーバーやスイッチの故障や不具合を検証し、問題解決の効率向上にも繋がります。


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