千葉県富津市梨沢を訪れて下さる皆様に地元の様子をお伝えしたいと考え始めたnoteです。前回こんなことを書きました。

最近、梨沢公民館に駐車された車のダッシュボードに、目的の場所と、人数と、下山予定時間を書いたものを掲示して下さった方がいたそうです！
うれしい！ああ、よかったよかった！
自分のこのnoteは閲覧数もわずかだし、何の役にもたっていそうもないのですが、
地元の方が、ご自分の仕事の合間に一生懸命掲示物を作成し、あちこちに設置した甲斐がありました！

『こんな掲示出しても無駄だよなあ？だれか読んでくれるかなあ？誰も読まないかな？』

あるいは、

『こんな紙を書いて車に置いても無駄じゃない？　だってたかがハイキングだし』
でも。こういうことは無駄になるのが一番なのだと思います。
役に立つときは、事故があったときです。
そして、その時にはもう遅いのですから。

天災に対するそなえに似ていると思います。
使わずにすめば、それが一番よいのです。私はそう思います。

お車のダッシュボードに掲示をして下さった方、ありがとうございます！
公民館の辺りに人影が見えなくても道を歩いていて誰にも会わなくても、川のせせらぎと鳥のさえずりしかきこえなくても、地元では掲示を確認しています。ちゃんと見ています。なぜなら、つい昨年まで痛ましい山の事故が続いていたからです。

そして、登山のみなさんが駐車した車が夕方どこかへ去っていくと、ああ、おかえりなさい、ご無事でよかったと見送っているのです。