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フランス外人部隊が「ウクライナで最初の損失」を被った可能性

2024年05月06日(月) 
https://sputnikglobe.com/20240506/french-foreign-legion-possibly-racked-up-first-losses-in-ukraine---report-1118283980.html

外人部隊の第3歩兵連隊から引き抜かれたとされるフランス軍は、すでに「スラビャンスク市のウクライナ第54独立機械化旅団を支援するために」配備されていると、スティーブン・ブライエン元国防副次官(政策担当)は以前、『アジア・タイムズ』紙の記事で主張している。

ウクライナに派遣されたフランス外人部隊は、
おそらく初の人的損害を被ったと、
軍事特派員のボリス・ロジンがテレグラムで述べた。

チャソフ・ヤール近郊でのロシア軍との衝突で、
傭兵部隊は最大7人を失った可能性がある、
と彼は書いている。

ドネツク人民共和国の都市は現在キエフの支配下にあるが、
ウクライナ軍にとって状況はますます不安定になっている。
彼らはもはや、手っ取り早く金を稼ぐためにウクライナに来たが、
最初に遭遇した脅威で逃げ出した 「TikTok兵士 」ではない、
とロジン氏は強調した。

さらに、
「NATO諸国の高度な訓練を受けたプロの軍人」が
参戦してきたと付け加えた。
同軍事特派員によると、
外国人戦闘員がチャソフ・ヤールに到着したという最初の報告は、
無線傍受によって約1ヶ月前に表面化した。

これに先立ち、スティーブン・ブライエン元国防副次官(政策担当)は、
フランスがウクライナに初めて公式に部隊を派遣したと主張した。

ブライエン氏は、
アジア・タイムズ紙に掲載された記事の中で、
「この部隊は、スラビャンスク市のウクライナ第54独立機械化旅団を
支援するために派遣された」と書いている。

「これらの部隊は、
戦闘の激しい地域に直接配置され、
ドンバスにおけるロシアの前進に抵抗するウクライナ軍を
支援することを目的としている。
最初の100人は砲兵と監視の専門家だ」とブライエンは主張した。

ブライエンはまた、
「これはNATOのウクライナへの関与に対する
ロシアのレッドラインを越えるのか」、
「ロシアはこれをウクライナの国境を越えて
より広い戦争を始めると見るのか」
とも考えている。

エマニュエル・マクロン仏大統領は今週初め、
『エコノミスト』誌とのインタビューで、
NATOが欧州からウクライナに軍隊を派遣する可能性を再び強調した。

これに対し、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は
マクロン大統領の発言を「非常に危険だ」と非難した。
モスクワはそのような可能性に関するパリの発言を注意深く監視している、とペスコフ報道官は述べ、
フランスはウクライナ周辺の紛争に直接関与する可能性について
常に語り続けている、
と付け加えた。

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ロシア軍、戦術核演習に向けた準備開始=露国防省

https://sputniknews.jp/20240506/18339178.html

l2024年5月6日
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、
南部軍管区(露南西部)における
戦術核兵器の使用を想定した演習に向けた準備を整えるよう軍に命じた。
6日、露国防省が発表した。

戦術核演習はソ連時代に行われていたものの、
現代ロシアとなって以降は初めて

同省によると、演習の目的は
「戦術核の取り扱いを行う人員や装備の即応体制を維持し、
領土の一体性と主権を保証すること」としている。
また、西側諸国の一部政治家による
「挑発的な宣言や威嚇への対抗措置」
とも位置付けている。

これまでにフランスのマクロン大統領は、
ウクライナへの派兵の可能性を排除しないとする主旨の発言をしている。
また、英国のキャメロン外相は、
同国が供与した兵器でウクライナ軍が
ロシア領を攻撃することを容認する発言をしたと伝えられるなど、
ロシアに対する西側諸国の挑発はエスカレートしている
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ロシア:「西側の脅威を阻止するため」戦術核兵器訓練を実施へ


ロシア国防省は月曜日、西側諸国の「脅威と挑発」に対抗して
ロシア軍が戦術核兵器演習を実施する準備を進めていると発表した


「ロシア連邦軍最高司令官の命令により、
非戦略核戦力の戦闘任務遂行の即応性を高めるため、
参謀本部は近々演習を実施する準備を開始した。
将来的には」と国防省は声明で述べた。

同演習には、
ロストフ・ナ・ドヌ市に本部を置く
ロシア南部軍管区のミサイル部隊のほか、
航空部隊や海軍も参加すると付け加えた。

声明には
「演習中、非戦略核兵器の準備と使用の問題を実践するための
一連の措置が実施される」
と書かれている。

国防省によると、
この演習は
「ロシア連邦に対する一部の西側当局者による挑発的な発言と脅迫」の中で人員と装備の即応性を維持することを目的としている

核兵器演習がいつ行われる予定かについては言及しなかった。

ウラジーミル・プーチン大統領は、
2022年2月にロシア軍にウクライナ侵攻を命じた後、
ロシアの核戦力を厳戒態勢に置いた。

クレムリン報道官ドミトリー・ペスコフ氏は月曜遅く、
この演習を西側のウクライナへの軍隊派兵の発表と関連付けた

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は
先週エコノミスト紙とのインタビューで、
ロシアがウクライナ前線を突破し、
キエフがそのような要請をすれば、
西側軍をウクライナに派遣するという問題は
「正当に」生じるだろうと述べた。




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