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楽天モバイル「携帯キャリア参入」当初は限定サービス、データ・通話使い放題!!

楽天モバイルは、10月1日に開始する自前設備での携帯キャリアサービスが2020年3月までは"無料サポートプログラム"となることを正式に発表しました  プレサービスは当初5000名を目処に募集  サービスエリア内に在住する人で18歳以上、新規契約・MNPのユーザーを対象として募集します

「無料サポートプログラム」では東京23区、大阪市、名古屋市、神戸市に在住する18歳以上が応募可能。新規契約かMNP転入でのサービス加入となります   2020年3月までは国内通話、データ通信、SMS、国際通話、国際ローミングを無制限で利用可能としています  楽天がカバーしていない全国エリアについては、KDDI(au)の通信サービスをローミングで提供することになります
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また、独自開発の「Rakuten Mini」を発表。プレサービス対応​​​​の端末として提供します  

楽天は"基地局仮想化"という技術をフルに活用した新しい携帯電話事業者として、総務省より免許を取得、2019年10月からサービスを開始するとしていました  一方で、し基地局アンテナの設置が用地取得の難航などにより予定よりも大幅に遅延  5日夜には大手新聞社などから「楽天のサービス展開が遅れる見込み」といった報道がなされていました

楽天の三木谷社長は基地局の構成はきわめてシンプルとし「当初は少し遅れていたが、順調に回復している  オペレーションにも課題が多少あったが、解決している」と話し、東京、名古屋、大阪で9月中に展開できる見込みと説明しました  また三木谷氏は「安定稼働は確信しているが、それができた段階で可及的速やかにサービスインする予定」と、本格展開を前倒しする意向も示しています

​​​三木谷氏は無料サポートプランの期間中にKDDIとのローミング接続が確実にできることを検証したいと説明し、「無料サポートプランで問題無くサービスが提供できることを確信できれば、年内にも本格的なユーザー的な募集を開始したい」とコメントしました。その場合、料金プランの発表も年内には行われる見通しです

楽天モバイルCTOのタレック・アミン氏はネットワーク構築の現状について説明  1年で200箇所のエッジサーバーを設置したことや現在182の仮想化基地局を運用していることを誇り、基地局の展開も簡素になるため設置しやすいと説明。楽天の自前サービスの規格上の最大速度は受信時最大400Mbpsとなり、遅延は20~30msに抑えられるとしています

また、楽天が来年2020年後半に提供を予定している「5G」の通信サービスについては、展開スケジュールに遅れはないという説明もされています

今回はプレサービスとなるため、料金の発表は行われませんでしたが、楽天モバイルの山田善久社長は方針を説明。「縛りなし」で解約金や契約期間の設定を行わないことや「全機種SIMロックフリー」となることを紹介しました

楽天の本格的サービスが遅れるのは非常に残念ですが、全機種SIMロックフリーや、低価格という点は通信業界に新しい風を吹きこんでくれそうで楽しみですね

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