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フリーランスから創業者へ

あなたはフリーランスとして働くことで得られる自由をとても気に入っていて、誰かの下で働くことなど二度と想像できないかもしれない  しかし、サービス基盤のビジネスを提供していると、どこかで必ず収入が頭打ちになるはずだ  単価を上げたり、より良い契約条件を求めて顧客と交渉することはもちろんできるが、一人でこなせる以上の業務を引き受けることはできないだろう

そこであなたは、ある重要な問いに正直に答えなければならない それは、フリーランスでい続けるべきか、それとも起業してビジネスを成長させたいかという選択だ

答えが後者である場合、創業者として名乗り始める前に取るべき4つのステップが考えられる


1. 起業がどういうことかを知る

フリーランスは特定の分野の専門家であり、サービスを必要とする人が活用できる技術者として見なされている。しかし、起業家として成功するには、才能ある技術者であることはパズルのたった一部でしかないことを理解すべきだ

起業家は、より広い視野で物事を見て、ビジネス目標を基盤としてシステムを作る  それでは、あなたの目標は何だろう? それをどのように達成できるだろうか? こうした問いに対して答えを出すためには、自分のスキルと、フリーランスではなく事業主としてそれをどのようにマーケティングできるかについて慎重に考え分析することが必要になる

サービスを商品パッケージにまとめチームを雇うことで、自分はサービス提供から退くことができるかもしれないし、急速にビジネスを拡張してある程度ビジネスから手を引けるような、より受動的なビジネスのアイデアを模索したいと思うかもしれない  また、長年温めていたアイデアに基づいて最初からスタートアップを構築する選択肢はいつでも存在する


2. 営業プロセスを変える

事業を経営していると、潜在的な投資家や顧客など異なるタイプの人たちと交流する必要が必ずある  あなたはもはや雇われ専門家ではなく、自分の価値を伝え、より複雑な営業プロセスをうまくこなさなければならない存在となる

自分の強みに忠実であり続け、価格設定を守り、サービスを割り引くのではなく価値を構築すること  代替可能な供給業者と貴重なパートナーの違いを作るという考えが必要となる


3. 人に仕事を任せる心の準備をする

フリーランスから起業家になった多くの人は、人に仕事をうまく任せられないことが多い 自分で全ての火を消すことに慣れ過ぎていて、もはやそれは自分の役割でないことを忘れてしまうことが多いのだ  例えば元アプリケーション開発者は、新たに採用した人材が作成したコードに手を加えたいと思うかもしれない  しかし、そのサービスを提供するのはもうあなたの仕事ではない

あなたには今、事業を経営する責任がある つまり、他の人が対応できるような下位レベルの仕事にエネルギーを無駄にする代わり、プロジェクトマネジメントやネットワーキング(人脈作り)、営業など経営面の仕事に注力する必要がある

創業者として成功するには、どのようにして効果的に人に仕事を任せるかを学ぶ必要がある


4. ゆっくり慎重にビジネスを拡張する

すぐに大きなチームを雇おうとせず、効率が良く小規模で、多くのことを達成できる数人のチームを採用し、育てることに焦点を当てること  また、ルーティンのプロセスを合理化するような強固な業務システムや作業ツールに投資する 成長の指標をしっかり監視し、次のステップを取るのに良いタイミングであることが直感と数字の両方から示されているときにだけ次の手を打つこと


以上あげた4つの事が、創業者になるプロセスとしての基本的なステップになる  あなたは、フリーランスとしてやり続けるのか、それとも創業者になるのかどちらでしょうか?



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