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伝え方の極意

感情的にならないコツ

全て自分に原因があると思うようになること 感情的にならず、自分の考えをわかってもらうための方法を考えるようになることが重要です

感情を抑えるにはどうするか?

すごく極端ですが、第一段階として「とりあえずしゃべらない」ことに取り組んでみましょう!!

まずは第三者のように、少しだけ話題から距離を取って話を聞くことです 無責任に思われるかもしれませんが、ものごとに対して感情のままに反応して、取り返しのつかない事態になるよりマシです

すると、感情的な言葉が口を飛び出すことが少なくなっていきます 代わりに、「ここを変えたほうが良くなりそう」「これって、この間似たようなものを作ったよね?」といった具合に、感情的にならずに話すことができるようになります

すると、あることに気づけます

それは、感情的になってしまうのは、自分勝手な思い込みがあるからだということです 「私がこれだけ真剣に考えているのに、なんでそんなこともわからないの?」と、思ってしまうのです

そもそも自分の考えを100%伝えきっていないのに、相手が私の気持ちや考えなんてわかるはずもありません

さらに決定的に良くないのが、仕事を頼んでおいて「ダメ」だけは言うときです

これは、本当は自分の中で正解があります。それなのに、自分が正解を具体的に思い浮かべることができないから、人に考えてほしいと言っているだけです そんなことは、超能力者でなければできるわけありません


あらかじめ会話の準備をする

少し考えたらわかるようなことでも、「自分が正しい」と思い込んでいると、気づくことができません 

実際は、感情を抑えることでいっぱいで、相手の話を冷静に聞けているわけではありませんでしたが、いろんなことを考えるうちに原因もわかってきて、徐々に状況は改善していきます

ひとまず、感情を抑えることを覚えること そして、「伝え方」を上達させていきます

次に心がけたのは、あらかじめ「なにを話すか」を考えておくことです 最初にこれを話す するとこう返ってくる そしたらこれを話す…… といったように、会話をシミュレーションしておくのです

相手の答え方もいくつかあらかじめ考えておいて、どんな答えが返ってきてもいいように準備をします

たとえば、上がってきたサンプルがかわいくなかったときに、どう伝えるか?

もしかしたら、ひと目見て「かわいくない!」と言い放ち、相手を嫌な気持ちにさせていたかもしれません

しかし、見本を作ってくれたことに対して、まず感謝の気持ちを伝えたらどうでしょう そのうえで、なぜかわいくないのか、その理由から伝えるという手順があります

そして、どんなパターンにも対応できるように、返し方を準備しておくのです

こうきたら、こう返すだけ

すると、自分の心にも余裕が生まれ、感情をぶつけて相手を傷つけることも、少なくなります


「話すタイミング」も大切

話すタイミングも重要です せっかく準備をしていても、タイミングが悪ければ聞いてもらえないことがあるからです

いきなり話しかけても、時間がないと話の内容が適当になったり、進まなかったりします

いくらまともな話でも、相手が耳を傾ける状態になければ、なにを言っても伝わりません 同じ話を何度もするわけにはいかないので、大事な話は相手がしっかり聞ける状態にあるタイミングで、場所を選んで話すようにする事が必要です

しかし、タイミングと場所をいくら考えても、なかなか聞く耳を持ってくれない人もいます

自分の感情ばかりで話して人の話はあまり聞けない人……

そういう人に聞く耳を持ってもらうのはすごく難しいことです こちらから意見を言ってしまうと、黙り込んでしまうこともあります 聞きたくない気持ちが先に来てしまうからです

そういう人に対しては、こちらの話は脇に置くことが重要です

そうして、向こうの不満や気になっていることを先に聞いてみるのです すると、相手もしっかりと話してくれるようになります

回り道かもしれませんが、一方的に伝えるのは「会話」ではありません 会話は双方が話して初めて成立するものです 話す前にその関係を先に作ります

例えば、昔はなんでもすぐ電話して、思ったことをストレートに伝えていたかもしれません しかも、鬼電…… 相手には相手の言い分や思いがあります それを無視して一方的に「こういうことがあったんでしょ? なんでそういうことするの?」と、怒ってしまうこともあったかもしれません

自分と相手の状況を考え、タイミングを選んでまずは聞く そのうえでこちらの話をする

意識してみるとかなり変わります!!


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