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クレカが輝く!?

セキュリティ面

7payの不正利用は、コード決済を中心に行われてきたキャッシュレス促進のブームに冷水を浴びせました  この事件で合計800名が被害にあい、総額3,800万円の損害があったとされています  改めてQRコード決済のセキュリティの脆弱さが問題となりました!!

その影響で、キャッシュレス業界には地殻変動が起こっています

これまでキャッシュレスと言えば「QRコード決済」だったのですが、セキュリティに甘さがあると思われてから、人々の関心が他に移るという現象が起きています

これまでほとんど顧みられなかったクレジットカードや電子マネーが、そのセキュリティの確かさから脚光を浴びているのです

例えば、不正利用にあったとしても、クレジットカードなら60日間は補償してくれます。

しかし、QRコードにはそうした特典がほとんどありません

同じキャッシュレス決済を使うなら、一時の「お得」よりも「セキュリティ性」の方が大切であり、より強固なものが選択されるべきです

そのため、クレジットカードが脚光を浴びるようになってきたのです


ポイント還元

さらに10月1日からは消費増税に合わせて、「キャッシュレス決済のポイント還元制度」がスタートします

9か月間にわたり、全国の中小店でキャッシュレス(クレジットカード、デビットカード、電子マネー、QRコード)で買い物をすると、最大5%のポイント還元が受けられるというものです!!

これまでサービスの内容がはっきりしなかったのですが、8月1日にかなりの部分が明らかになりました  クレジットカードとデビットカードはともに、ポイント還元の上限を1万5,000円とすることが決まりました

要するに、月30万円使えば上限1万5,000円が戻ってくる計算です


絶妙な金額設定

不正利用排除のために上限を設けてはいますが、最近の「PayPay」や「メルペイ」などコード決済のキャンペーンでバックの上限1,000円程度が当たり前なのに比べると、上限1万5,000円はかなりの還元になっています!!

さらに、1万5,000円では転売するには中途半端な額ですから、不正に儲けようとする悪質事業者は最大限排除につながります!!


還元率

一方で電子マネーも、1日のチャージ金額上限に合わせてその5%を還元できるようにしていま

例えば「Suica」なら、2万円チャージするとなんと1,000円バックされます

コード決済の方は、これまで通りに事業者がそれぞれで決めて対応するという方針になっています

つまり、現時点での情報だと、クレジットカードや電子マネーの方がコード決済よりも還元率が高くなります!!


カード1枚毎

また、還元金額の上限ですが、カード1枚ごとに設定すると決まりました

カード会社ごとにカウントするという噂もありましたが、結局は手持ちのカード1枚ごとに上限を設定となりましたから、わかりやすく、使いやすく、お得になりました!!  つまり、 同じ会社のクレジットカードを3枚所有している場合は、それぞれに上限があるので最大4万5000円の還元が受けれます



このように、いくつかの観点からみてもクレジットカードや電子マネーの方が現時点では優位である事がわかります   コード決済が今後どんな対応をしてくるか楽しみです!!


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