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前立腺がん 放射線治療初日 〜照射時間5分ほど、あっという間に終わった〜

色々と書きたいことはたくさんあるけど、なかなか筆が進まない…
とりあえず、今日から放射線治療が始まった。
12月から先行してホルモン治療2ヶ月が経過した。
注射と服薬。おかげさまですっかり性欲は無くなった。この症状がホルモン治療が効いてる証拠。なにせ、男性ホルモンを餌にして前立腺がんの細胞は成長するらしいので。

そして今日が放射線治療の初日。
放射線治療の準備期間というのがあり、
ドクターの指示で、膀胱の膨らみ、直腸の状態を最適にして副作用をなるべく少なくするために、排尿、排便、食生活の制限をするようになって2週間が経過しての今日を迎えた。
自身の性格もあって、この制限がめっぽう大変。大変な詳細はまた別記しようと思う。

緊張しながら処置室に入室。
事前にロッカー室で着替えていた浴衣を脱ぎ、Tシャツ1枚で下はスッポンポン。
小さめのタオルで息子だけ隠して処置台に。スーパー銭湯では恥ずかしくないのに、何故だか処置室で下半身丸見えは恥ずかしい。Tシャツ1枚だけ着てるという姿が変態チックで更に恥ずかしさが増す。

1週間前に計画CTを撮影した時に、放射線を照射する位置を身体に6箇所ほどマーキングされた。
その位置合わせで10分ほど。
そして照射開始で3分が経過。
「ハイ、終了でーす」
の声が聞こえて、マックスの緊張が吹っ飛んだ。
たぶん慣れてくれば、ジムにでも通ってるくらいの気持ちになるのだろう…

私の歳では多くの人が選択する外科手術を避けて私は放射線を選んだ。
術後、多くの人が外科的な痛みや尿漏れ等の辛さを感じることは避ける事ができたが、転移やら再発など、一生、がん細胞の存在に不安を感じること、その不安と戦う事を私は選択した。もちろん今でも後悔はしてないが不安は消える事はない。
痛みを感じる副作用をシャットアウトしつつ、がん細胞完全を叩き潰す!
最後まで気持ちを強く持っていたいと自らを鼓舞していこうと思う。






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